2章:価値観の違いは、文化の違い。試練の連続だった加納恵子教授が選択した道!

 

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『好きなコトを仕事にしながら、社会の第一線で魅力を開花してる人にインタビュー』

 

第3回目のゲストの方は、👉関西大学社会学部 加納恵子教授(愛称:恵子先生)です。

1章で旅してきたように、小学生3年生で跳び箱を飛べた成功体験が、恵子先生のその後の人生を積極的な方向に変えていました。

中学・高校では、テニスに興味を抱きながらも、自分のハンディを見極め、卓球部に入部。

キャプテン・部長として、みんなを引っ張っていく存在になられました。

その後、「これからは福祉がいいんじゃないか?」と、たまたま食堂で隣り合わせになった「倫理社会」の先生に勧められて、

福祉の世界に興味を抱き始めた恵子先生は、福祉学部のある大学に進学されました。

在学中は、学生運動や社会運動などが活発にされていた時期であり、恵子先生もバリアフリー化を目指し、地域福祉をよりよくするための活動に燃えておられたようです。

その時期に、出会われました(*^_^*)素敵なパートナーに(⋈◍>◡<◍)。✧

 

さあ、パートナーと出会った恵子先生の運命はいかに!?

2章では、恵子先生たちが、結婚を決めたところから物語は始まります。

 

いえだゆうと一緒に、恵子先生の人生から魅力開花のコツを探す旅にでかけましょう。

1.信頼できるパートナーとの出会い

恵子先生
ここからは、恋の話♥ 

大学3年の時ですね。今の彼(ご主人様)と出会ったのが。

すごい大恋愛で盛り上がってという感じではなく、すごくお互いマイペース。

だらだら付き合ってて、今もダラダラ付き合ってる感じです(笑)

突然始まりました!恵子先生の恋話(⋈◍>◡<◍)。✧

 

恵子先生
ただ、全然ドラマチックではなかったんです。

でも、彼は、

「すごく信頼できる人で、土のにおいのする誠実な男!」っていう感じでした。

恵子先生は、地域福祉の研究に目覚めながら、

とても信頼できる素敵なパートナーさんにも出会われていたんですね(^^♪

その頃、理系の彼氏さん(ご主人様)は、博士課程を修了し、

大阪を離れて、ご自身の実家近くで就職が決まっていました。

 

このままでは、離れ離れになってしまう二人。

二人の恋の行方は、どうなったのでしょうか???

 

(ご主人様)と記していたように、

二人の中では、迷わず、「結婚しよう!」という流れになったようです(^^♪

パパパパーン!パパパパン!パパパパーン♪

 

しかし、そこで、立ち現れました。恵子先生に試練が…(>_<)

 

 2.「結婚・仕事・子育て」人生の大きな岐路であらわれる試練。

恵子先生
私たちの結婚には、相手の家族が大反対だったんです。

いえだゆう
え???

恵子先生
私の両親はとっても喜んでいました。

でも、相手の家族に反対されて、母は「それなら結婚しなくていい」と話していましたし、父も、「相手の家族の気持ちも分かる」と。

「息子が結婚したいと言った女の子に障害がある。元気な子はたくさんいるのに、どうしてこの子なんだ?」という気持ちだろうと。

 

障害という事実だけで、自分という人間を見てもらえず、知ってもらえず、理解してもらえなかった恵子先生。

一方で、

「どうして世の中にはたくさんの人がいるのに、障害のある女性を結婚相手に選んだのか」

と息子の思いを理解できない両親。

それぞれの思いが掛け違い、「すぐに結婚!」という流れにはならなかったようです(>_<)

 

そのため、何度も話し合いを重ね、お互いの思いを知ることから始めていったそうです。

 

その結果、恵子先生のパートナーさん(ご主人様)の性格が功を奏しました。

 

恵子先生
「彼は、普段は、物静かだけど、言い出したしたら聞かない人」

と思われていたようで、「彼の家族さんが折れたの」

 

と語られていましたが、「恵子先生の人柄、彼氏さんの恵子先生への思いが伝わったんだろうな~」

と思いました(^^♪

 

親に反対されても、諦めず、「自分の信じた人と結婚したい!」と思い続けた二人。

周りの大人たちの意見が変わり、認めてもらうまで諦めませんでした。

ご結婚!おめでとうございま~す(^^♪

 

ただ、いえだゆうは、

「恵子先生は、とても複雑な気持ちだったのでは?」と、思うことがありました。

なぜなら、結婚となると、親元を離れ、ここまで反対された彼氏さんの実家の近くでスタートさせなければならなかったんです。

さて、恵子先生は、ご主人の実家の方々とどのように関わっていかれたのでしょうか?

 

恵子先生
そうですね。

最初は、敵陣へ嫁ぐみたいな感じだったんですけど、一旦、身内になると、結構かばってくれたんです。

と、覚悟を決めて向かった敵陣での結婚生活でしたが、

始まってみれば、恵子先生の人柄もあって、うまく溶け込めたようです(^^♪

 

しかし、その後に、大きな試練がやってきてしまいました(>_<)

 

恵子先生
私は、非常勤だったんですけど、結婚後も細々と研究を続けていました。

研究は続けていきたいから、子どもが生まれた時に、主人と二人で話し合って保育園に入園させたんです。

すると、お母さんに「あなたは子どもを捨てるのか。なんて冷たいお母さんや。いつまで、自分のわがまましてるんですか」って言われたんです。

 

恵子先生
近所に親戚の方たちも住んでいて、結婚してからは、

野菜を持ってきてくれたりして、良い関係を築けていたんです。

でも、子どもを保育園に入れたって言ったら、1年間口を聞いてくれませんでした。

 

はー。

ようやく結婚を認めてくれ、順調に進んでいた結婚生活。

子どもを授かり、自分たちで最善だと考えて選択した道。

しかし、その選択を反対される。

 

子どもを保育園に入れながら、仕事を続けていきたい恵子先生、その考えに賛成しているご主人様。

一方で、「女性は、結婚すれば、仕事を辞めて、家庭に入るべきだ」という実家の人たち。

恵子先生は、どんな道を選択されたのでしょうか?

恵子先生
「私、よっぽど悪いことしたのかな?」と思いました。

夫が、「仕事を辞めて家にいて」って言ってたら、どうなってたか分かりません。

もしかしたら、子どもと自分の実家に帰ってたかもしれないし、仕事を辞めて静かに家にいたかもしれないし。

別のストーリーになっていたのでしょうね。

いえだゆう
旦那さんが、味方でいれくれたのは強いですね。
 
恵子先生
そうですね。

 

「子どもは、3歳までは常時家庭において母親の手で育てないと、

 その後の成長に悪影響を及ぼす」

という「三歳児神話」があるように、

恵子先生のご主人様の家族にとっては、

子どもを保育園に預けて、母親が仕事をするという価値観がなかったのでしょう。

3歳児神話は、2001年、「日本赤ちゃん学会」にて懐疑的に見られており、

2005年文部科学省は、

「適切な情動の発達については、

   3歳くらいまでに母親をはじめとしてた家族からの愛情を受け、

 安定した情緒を育て、その上に発展させていくことが望ましいと思われる」

と報告されている。 

引用:3歳児神話のウィキペディア

 

 

恵子先生は、この試練をどのように乗り越えていかれたのでしょうか?文化の違いを乗り越え、自分の信じた道を突き進むコツ。

恵子先生

主人と二人で話し合ったんです。

ご主人さまのお父さん、お母さんはとても素敵な方々なんです。

でも、意見が合わないところがある(>_<)

それは、「文化が違うんだ」っていう整理をしたんです。

私たちは、保育園も色々と調べたんです。

利用してる人に話を聞いて、どんなケアをしているかみたいなこととか。

主人とも相談して「大丈夫やな」っていう話もしました。

私たちは、「集団に入った方が育つ」っていう考え方でした。

 

仕事・子育てに関する方針が、恵子先生世代と旦那さんのご両親世代と異なっていたんですね。

 

恵子先生
例えば、主人の実家に行ったら、私は、ほとんど台所にいます。

実家に行く時には、私は、家父長制の中に入っていました。

異文化フィールドワークという視点で中に入って見てたんですね。

恵子先生の冷静さが光りますね(^^♪

 

恵子先生
家父長制は、抑圧ばかりではなく、わりと合理的というのが分かりました。

郷に入れば郷に従えで、実家に行った時には、そっちの文化に合わせていました。

ただ、自分たちの家にいる時には、自分たちの世代の生活文化を作っていくという整理をしたの。

 
いえだゆう
この経験はとても大きいですね。

 

恵子先生
そうですね。

そんなわけで、子どもを保育園にいれながら、福祉を研究教育していくという道を選択したんですね。

反対されても自分たちの選択した道を変えず、切り開いておられ、力強さを感じました。

自分たちと異なる文化・価値観を持った相手を変えることは難しい。

でも、自分たちの価値観は双方にとって大事。

ただ、そこで、「自分たちの考えを分かってよ」と押し付けるだけでは、

関係性が破綻してしまいます。

恵子先生の選択は、現場に入り、とことん相手が大事にしている考え方を知り、

その文化に対する理解を深められました。

その上で、お互いが、お互いの価値観を尊重しながら、認め合い、

受け入れる合意点を探っていったようです。

だから、相手の家族に受け入れてもらえなかった

「恵子先生の結婚・仕事・子育てに関する方針」も、

時間の経過とともに、受け入れてもらえるようになりました。

 

4.いえだゆうの学び

 

結婚・仕事・子育て。

恵子先生とご主人様は、毎回、二人の中で最善だと思える道を選択してこられました。

しかし、その決断した方針に両親は大反対(>_<)

 

このゆび読者のみなさま。

あなたなら、どのような選択を為されますか?

世代によって、文化は異なります。

恵子先生のように、大反対されるという経験は少ないかもしれませんが、

世代によって、育ってきた環境によって、性別によって、

小さな小さな文化の違いは、たくさんあると思います。

そのような、環境で、私たちは、どのような道を選択しているのでしょうか?

 

自分が最善だと思って選んだ考え方を反対される。

 

その事実だけに捉われていませんか?

 

確かに、受け入れてもらえないという事実は辛いです。

 

そして、受け入れてもらえない相手を受け入れたくなくなりますよね。

 

でも、それでは、関係性が破綻し、良好な関係性を築ける人が減ってしまいます。

考えてみて下さい。

 

自分と全く同じ価値観の人なんて世の中には誰一人としていなくて、

私たちは、常に、自分と異なる価値観の人々と関わっているんです。

 

大なり小なり、恵子先生と同じような小さな問題が私たちの周りにはたくさんあるんです。

さあ、あなたならどうしますか?

自分の大事にしている価値観を諦めますか?

相手の大事にしている価値観を否定しますか?

恵子先生が、自分の価値観を諦めて仕事を辞めていれば、

今の恵子先生はいなくて、今のまさこちゃんもいなくて、今の関大加納ゼミもなかった。

 

恵子先生が選んだ道

恵子先生は、両親が大事にしている価値観を知ることから始め、

相手が大事にしている文化を理解し、尊重する。

そして、自分たちの大事にしたい価値観や文化も諦めるのではなく、

相手に理解してもらえるように、自分たち世代の価値観を作っていくという選択をされました。

お互いの価値観を理解するまでに時間はかかるけど、両親と折り合いをつけながら、

自分たちの道を切り開いてこられた話を明るく語れる恵子先生!

本当に逞しさを感じました。

そして、まぎれもなく、ここまで、恵子先生が強くいれたのも、

両親や世間の意見ではなく、

自分の価値観を大事にしてくれ、信頼できるパートナーに出会えたからですね。

「信頼しあえる関係性って、とても大事なんだな~」と思いました(^^♪

 

このゆび読者のみなさま。

合意がとれない相手と出会った時。あなたは、どのように関わっていきますか?

あなたの価値観を大事にしてくれる信頼できるパートナーを大事にしていますか?

 

告知

恵子先生の人生は山あり谷あり。

でも、自分の信念を曲げず、自分の価値観を大事に、

自分のやりたい道を突き進んでこられました。

恵子先生の強い思い。

それは、福祉の研究を続けていくということ!

3章は、「社会で働く」とは、どういうことなのか語って頂きました!

3章は、下記になります♪ ぜひ、読んでみてくださいね(^^♪

3章:幸せに生きるコツ♥ 苦労の連続の中から幸せを掴んだ加納恵子教授が伝授
新企画!『好きなコトを仕事にしながら、社会の第一線で魅力開花してる人にインタビュー』ゲストは、関西大学社会学部の加納恵子教授です。就職活動には、とても苦労されたと語る恵子先生。その苦労の連続から生まれてきた、社会で幸せに生きるコツを語ってくれました。さあ、いえだゆうと一緒に、魅力開花の旅に出かけましょう。

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

いえだ ゆう

わんぱく男児の育児に奮闘しながら、「ナース・ブロガー・インタビュアー・個人起業」のパラレルキャリアを開拓中!2017年から、「ワクワク・ドキドキ。好きなコト♪」をテーマに活動する「このゆびブログ♪」を運営。様々な人との出会いや経験、言葉から得られた学びをブログに書いています。イラスト担当かげちゃんの絵とともに楽しんで頂ければ幸いです!