こんにちは。いえだ ゆうです!
看護師の看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』へようこそ!
ダイアリーでは、自由気ままに素直な思いを書いています!
いつ、どこで、発見したのか、もう、覚えていないのですが、いえだゆうの旦那さんが書いた詩が一つだけあります。
その詩を読んで、「辛かったんだね~」と思ったのと同時に、「いえだゆうに出会えてよかったね~」と勝手に思っています(笑)
今の旦那さんは、「いえだゆうと息子君に振り回されて大変でしょうが、楽しいでしょう(^_^)」と!
今回は、旦那さんが、ぬけがら状態だった時の詩をご紹介したいと思います!
1.人生には、ぬけがらな時期もあるさ。
人の過去をひもとけば、ぬけがらになってしまっている時期を経験している人も多いのではないのでしょうか?
誰からも必要とされず、自分が何者なのかが分からないとき。
自分の中に問いかけても、答えが何にも見当たらないとき。
いえだゆうも20代は、そんな時間でした。
自分が何がしたいのか分からず、彷徨っていました(>_<)
いわゆる、迷走状態ですね。
あっちに進んでも、こっちに進んでも、自分の居場所が見つからない。そんな感じです。
旦那さんも同じ時間を過ごしていたようです。
あらあら、奇遇でしたねー(^^)
いいのか悪いのか、という感じですが(^_^;)
2.「ぬけがらと雲と風と」ーどこにも何もないようで、必ずどこかに何かがあるー
まあ、人生の一時期、そういう時期があってもいいのではないでしょうか?
長い人生、走ってばかりでは疲れてしまいます。
ゆっくり、風を感じる時期もいいのではないでしょうか?
さあ、ほんのり前向きになれる詩の世界をお楽しみください\(^_^)/
『ぬけがらと雲と風と』 作:いえだゆうの旦那さん
気がつけばそこにいた
特に意味はなかった
周りには何も見当たらない
それはとても虚しい時間だったふと空を見上げた
そこには雲があった
他にすることもなかったので
とりあえず手を伸ばしてみた
それは決して満たされることのない試みだった風が吹いた
雲が流れた
他に何も見当たらなかったので
とにかく雲を追いかけてみた
ありったけの力で追いかけたのに
それでも雲は見えなくなった
どうせ手なんて届かないのに
全てが風のせいに思えたまた、何もなくなった
そのとき、ふと気がついた
風は僕にも吹いていた
風は優しい香りがした
なぜ今まで気づかなかったのか
僕は風に向かって歩き始めた風のむこうに山が見えた
山には木があり、虫がいて、鳥が鳴いていた
足下で落ち葉が、がさがさ音を立てていた
そこにはたくさんの木の実と
いくつかの木の芽があった
どこにも何もないようで
どこかに必ず何かがあった風はまだ吹いている
この山を越えてみよう
その先でまた何か
見つけられる気がする
いえだゆうは、この詩がとっても好きです。
この詩を読んだとき、思わず、自分のノートに書き写しました。
そして、時折、読んでいます。
今、読み直して思いますが、やっぱり、いいな~と感じています。
自分は何もないと思ってしんどくなっているあなた。
優しい風は、みんなに吹いているんです
どこにも何もないようで、どこかに必ず何かがあるんです。
見つけてみませんか?
山の向こうで\(^_^)/