【看護師の急変対応】出血性ショックを疑う場合、ショック指数で出血量を推測しよう!

 

こんにちは。いえだ ゆうです!

 

看護師の看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』へようこそ!

今回は、ショックの4種類の中の出血性ショックの患者さんに役立つショック指数について学んだことをまとめていきたいと思います

 

ショックの分類に関してはコチラ

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1.ショックの定義

 

まず、ショックとはどんな状態なんでしょうか?

 

ショックとは、末梢組織に酸素が届いていない状態緊急事態です。

 

早期に発見して適切な治療を行う必要があります。

 

まず、ショック状態は緊急事態と考えるようにしましょう!

 

 

 

 

 

2.出血性ショックを疑う時は、ショック指数に当てはめてみよう!

 

 

まず、ショックって以下の表のように4種類ありましたよね!

 

□ショックの種類

 

 

上記の表の中の循環血液量減少性ショックの中の出血性ショックの患者さんに遭遇した時に、役立つ知識!

 

□ショック指数=心拍数÷収縮期血圧(出血量の概算:L)

 

ショック指数とは、心拍数と収縮期血圧からおよその出血量を計算することができます!

 

この式を知っておけば、新人看護師さんもバイタルサインは測定できますので、簡単にショック指数を求めることができます!

 

その値から、今、目の前の患者さんのショック指数はいくらくらいなのか計算するようにしましょう!

 

血圧が測定不可能な時は、橈骨動脈・大腿動脈・頸動脈に触れてみて、血圧の値を推測することもできます!

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□出血性ショックの重症度

アメリカ外科学会分類

 

 

続いて、出血性ショックの重症度分類をご紹介。

 

ショック指数と一緒に頭に入れておくと便利です。

 

なぜなら、患者さんの状態としてバイタルサインに変化が現れやすいのは、意識→呼吸→脈拍→血圧という順番だからです。

 

今、目の前の患者さんの血圧が正常範囲でも、いつもと様子が違っていて、呼吸が早くなっていれば、今後、脈拍が早くなってきて、血圧が下がってくるかもしれないという予測を立てることができます!

 

呼吸が25回以上は危険なサイン!

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脈拍が120以上は危険なサイン!

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バイタルサインには、とっても重要なサインが隠れていますので、ぜひ、現場で活用してみてくださいね!

 

☆ショックと言えば!

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