【バイタルサインに強い看護師になる】血圧からこんなにも重要な情報が分かる!

 

こんにちは。いえだ ゆうです!

 

看護師の看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』へようこそ!

今回は、看護師なら毎日実践しているバイタルサインの中の血圧について紹介していきます!

 

 

 

バイタルサインの数値から、患者さんの状態を把握できるようにしておきましょう!

 

1.血圧とは

 

血圧とは、「血流が血管壁に及ぼす圧力(心拍出量×末梢血管抵抗)のこと」を言います。

 

全身に酸素や栄養を届けるために、心臓は強い力で血液を押し出しています。

 

血圧値は以下の2つ!

①「心臓が血液を駆出することで得られる収縮期血圧(最高血圧)」

②「心臓からの血流はないものの、血管壁の弾力性で血流が保たれている拡張期血圧(最低血圧)

 

例)血圧〇〇(収縮期血圧)/〇〇(拡張期血圧)㎜Hgですね。

 

 

2.高血圧とは?

 

高血圧とは、「収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上のいずれかの場合」を「高血圧」と言います。

 

血圧が高い人ほど、心血管疾患の危険性(他の要因:喫煙・糖尿病・脂質異常症・肥満・慢性腎臓病・高齢など)が高まります。

 

高度な血圧上昇(180/120mmHg以上)の患者さんを発見したら、脳、心、腎、大血管などに急性の障害が進行して、危険な状態かもしれない!

すぐにSBARで医師に報告しよう!

☆意識障害の原因の中に、高血圧性の脳症や脳卒中、大動脈解離などがあります。

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3.低血圧とは?

 

低血圧とは、一般的に収縮期血圧100mmHg未満、拡張期血圧60mmHg未満が「低血圧」とされています。

 

ショックとは、さまざまな原因で起こる急性の循環障害であり、多臓器不全から死に至る危険な状態です。

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ショックの診断基準

☆収縮期血圧90mmHg以下

・平時の収縮期血圧が150mmHg以上の場合→60mmHg以上の血圧低下

・平時の収縮期血圧が110mmHg以下の場合→20mmHg以上の血圧低下

 

☆小項目(3つ以上)

□心拍数100/分以上、□脈拍微弱、□爪床毛細血管のrefilling遅延(圧迫解除後2秒以上)、□意識障害、□乏尿・無尿(0.5ml/kg/時以下)、□蒼白・冷汗または39度以上の発熱

 

ショック状態は危険です。そのままの状態がつづくと意識障害になる危険性もありますので、低血圧患者を発見したら、すぐに医師に報告しましょう。

☆意識障害の原因の中にショックがあります。

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あと、血圧が測定できない場合はショック状態と考えられます!!!

血圧が触れるかどうかで血圧の値を推測しよう!

橈骨動脈が触れれば血圧80mmHg、大腿動脈70mmHg、総頸動脈60mmHg以上あると判断できます!

 

現場で役立ちますので、動脈の場所と値をセットで覚えておきましょう♪

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4.まとめ

 

バイタルサインのひとつである血圧。

 

血圧測定は、看護師の日常業務です。

 

ただ、業務だからと行ってただ漠然と測定するのではなく、「どういう値であればどういう危険性があるのか?」という視点を忘れずに、「何か変」「これはヤバい」と思ったらすぐに行動できるようにしておきましょう!

 

☆バイタルサインはとっても大事です!

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