【バイタルサインに強い看護師になる】脈拍からこんなにも重要な情報が分かる!

 

こんにちは。いえだ ゆうです!

 

看護師の看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』へようこそ!

今回は、看護師なら毎日実践しているバイタルサインの中の脈拍について紹介していきます!

 

 

 

バイタルサインの数値から、患者さんの状態を把握できるようにしておきましょう!

 

1.脈拍とは

 

脈拍とは、心臓の収縮により生じた拍動を、体表面近の動脈ではかるもの。

 

脈拍数は、心臓の活動状態を表している。

 

脈拍のポイント4つ!

①脈拍の測定:1分間に触知する動脈の拍動のこと。橈骨動脈で測定するのが一般的!

②脈拍の調節:心臓上部にある洞結節から始まる。交感神経は脈を速く、副交感神経は脈をゆっくりにする働きがある。

③徐脈:脈拍が1分間に60回以下

④頻脈:脈拍が1分間に100回以上のもの

 

 

2.頻脈とは?

 

□頻脈とは、脈拍数100回/分以上のこと。

 

頻脈は、交感神経の緊張が関与しており、血圧も上昇するが、120~140回/分を超えると、血圧は低下する。

☆頻脈と血圧の関係性を理解しておくと、「今後、血圧が下がるかもしれない?」と予測することができる!

 

□頻脈の原因

①熱傷・脱水・出血(循環血液量減少性ショックの原因で覚えておこう

②精神的緊張

③甲状腺機能亢進症

④低酸素、血圧低下

 

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□頻脈性不整脈

2パターンあり!

洞結節の過剰興奮→洞性頻脈

心臓自体に本来ない興奮が発生し、頻脈となる場合→心房細動、心房粗動、発作性上室性頻拍

 

☆心電図が苦手な看護師におすすめ!

 

 

3.徐脈とは?

 

□徐脈とは、脈拍数60回/分以下のことをいう。

 

□徐脈の原因

①睡眠、スポーツ心臓

②脳圧亢進

③甲状腺機能低下症

④神経調節性失神

⑤心臓の刺激伝導系障害

 

□徐脈とペースメーカー

洞不全症候群やⅢ度房室ブロックなどの場合、体内式ペースメーカーが治療として選択される

①失神などの症状を伴う

②無症候性であっても3秒以上の心停止がある

③脈拍が40回/分未満

 

☆心電図が苦手な方におすすめ!

 

 

4.まとめ

 

バイタルサインのひとつである脈拍。

 

脈拍測定は、看護師の日常業務です。

 

ただ、業務だからと行ってただ漠然と測定するのではなく、「どういう値であればどういう危険性があるのか?」という視点を忘れずに、「何か変」「これはヤバい」と思ったらすぐに行動できるようにしておきましょう!

 

☆バイタルサインはとっても大事です!

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