【山田亨STORY】1章:空想少年だったプロコーチ山田亨。自分中心の世界を飛び出し学んだ「相手の立場に立つ」ということ!

 

こんにちは。いえだ ゆうです!

 

看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』を運営しています。

インタビュー:マイストーリー

いえだゆうが人生の大先輩にお会いし、幼少の頃から今に至るまでのお話を聞かせて頂き、魅力開花のコツを学ばせて頂こう、という企画です♪

 

今回のゲストは、プロコーチ「山田亨さん」です。

ビジネス&エグゼクティブコーチ/人材育成・組織開発活動家

 

いえだゆうと山田亨さんとの出会いは、リーダーシップに悩んでいた時に受講したビジネス・ブレークスルー大学院のセミナー「チームリーダーシップ・アクションプログラム」であり、山田亨さんは、そのセミナーの中でラーニングアドバイザー(LA)をされていました。

 

1章では、プロコーチ山田亨さんの少年~青年時代のお話を聞かせて頂きました。

「どんな少年だったのでしょうか?」

「どんな経験をされてこられたのでしょうか?」

 

さあ、いえだゆうと一緒に山田亨さんの人生から魅力開花のコツを学ばせて頂きましょう♪

 

1. 空想や妄想の世界にいた

 

いえだゆう
こどもの頃はどんなお子さんだったんですか?
山田亨さん
姉が二人いるんですけど、年が離れていたので、兄弟がいるというより、一人っ子っぽいところがありました。
いえだゆう
じゃあ、遊びとかも違う感じですか?
山田亨さん
だいたい一人で遊んでました。一人でゲームしたりとか、壁当てしたりとか。
いえだゆう
壁当て?
山田亨さん

野球のボールの壁当てです。キャッチボールの相手が居なかったので、一人で遊べる「壁当て」をずっとやっていました。家の壁に段になってるところがあって、角にあたると、良い感じで胸元に返ってくるけど、角にあたらなければ、ワンバウンドで返ってくる。

角のとんがったところにあたるとちょうど胸元に返ってくるので、それをずっとやってました。

いえだゆう
へー。
山田亨さん
何か目標に向かって頑張るっていうよりも、うまくなりたいとかそういうことよりも、何かに集中してる感じです。

 

子ども時代の山田亨さんは、一人の世界で、何かに集中する遊びが好きだったようです。

さて、他にはどんな遊びをしていたのでしょうか?

いえだゆう
他にはまっていたことはありますか?
山田亨さん
ファミスタ!ファミコンで「ファミリースタジアム」っていうゲームがあって、記録をつけながら一人でペナントレース130試合とか。
いえだゆう
あははは。すごい試合数。
山田亨さん
打率とか防御率をつけながら、一人でずっとやってるんですよ。
いえだゆう
へー。
山田亨さん
空想を膨らませて遊ぶのが好きで、みんなで遊ぶっていうより、一人で遊ぶっていう感じでしたね。

 

少年時代は、空想や妄想の世界で一人遊びを堪能していた山田亨さん。

さてさて、集団生活はどうだったのでしょうか?

 

2. 周りに合わせられなかった中学時代

 

いえだゆう
中学時代は、どうだったんですか?
山田亨さん
勉強もそこそこできたし、野球もしてたんで、いじめられるとかはなかったんですが、「なんかずれてるな」って感じがあったんです。
いえだゆう
会話が合わない感じですか?
山田亨さん

会話が合わない。今となっては、「別に会話が合わなくてもいいよね」って思うんですけど。当時は、何をしゃべっていいのか分からない。

友人と絡んでみても、話が盛り上がらないし、どうしたらいいのか分からないという思いがありました。

いえだゆう
そうだったんですね。
山田亨さん
心が許せる友達がいなかった感じです。
いえだゆう
旦那さんも息子くんもどちらかと言えば、自分の世界を持っていて、集団が苦手なんです。
山田亨さん
それが個性なんですよね。
いえだゆう
合わせられないのも個性ということなんですね。

 

山田亨さんの中学時代は、同じ年のクラスメートとは、会話が合わず、会話をすることに悩みを抱えておられました。

中学時代って、とにかく面白かったり、目立ちやすい子がクラスの中心にいる印象なので、そういうタイプとは異なっていたんでしょうね。

その後、高校生活では何か変化があったのでしょうか?

 

3. アメフト仲間に学んだ「相手の立場に立つ」ということ

 

いえだゆう
高校生活はどうだったんですか?
山田亨さん

高校では、新しいコトを始めようと思って、アメフト部のある高校に進学したんです。自分の環境を変えてみようと思いました。

いえだゆう
変えてみてどうだったんですか?
山田亨さん
すごくよかったです。練習はしんどかったですけど(>_<)
いえだゆう
どんな風に?
山田亨さん
「厳しいし、理不尽だし、なんでこんなことやってるんだ?」みたいな思いもあったんですが、楽しかったんです。
いえだゆう
厳しいより楽しいが強かったんですね?
山田亨さん
練習は厳しいですが、始めて話が合う友達もできて、「すごく居場所あるな~」みたいな感じで。だから、厳しい練習にも仲間と耐えることができて、鍛えられました。
いえだゆう
では、ここで山田さんの人生が上向きになっていった感じですね。
山田亨さん
はい。ただ、原体験っていうのが一つあって。結構、アメフトが上手かったんですよ。僕に合ってたみたいで。
いえだゆう
へー。
山田亨さん
下の学年の時から試合に出たりしていて。自分の代になるとエース的な存在だったんです。
いえだゆう
すごいですね~。
山田亨さん
だから、たぶん調子に乗ってたんですね。
いえだゆう
あははは。上向いてきた高校生活で調子に乗っちゃったんですね(笑)

 

山田亨さん
そうでしょうね。んで、チームの得点源だったんだけど、けがをしてしまって。

 

いえだゆう
山田さんが?

 

山田亨さん
はい。鎖骨を骨折して、入院。4ヶ月プレイができませんでした。けがをしたときは、監督も含め、チームのみんなも、「山田がいないとどうするんだ!!!」という感じだったんです。
いえだゆう
山田さんがいないと、チームがまわらない?
山田亨さん
そういう存在だったんです。でもね、4ヶ月たったら、十分まわってるんですよね。チームって。人も出てくるし。
いえだゆう
いない間に成長してたんですね。
山田亨さん
そうそう。人も伸びてくるし、すごい得点力のあるチームができあがっていたんですよ。
いえだゆう
へー。
山田亨さん

すごいなーと思って。「自分は何してるんだろう?」みたいな。そう思うとすごく調子に乗ってたのが、あほらしく思えてきて。

いえだゆう
調子にのってるというのは、どんな感じだったんですか?
山田亨さん
もう。傲慢ですよね。俺様の時代。そんな妄想の中で生きていたんですよ。でも、そうじゃないっていうのがすごく分かって、謙虚になりましたね。
いえだゆう
自分がいないと困ると思っていたのが。
山田亨さん
自分いなくてもまわるし、大阪府で優勝するぐらい強いチームになっていて、自分は一軍半くらいの立場になるし、できない人の気持ちも分かるようになったっていう感じです。
いえだゆう
周りの気持ちが?
山田亨さん

そうそう。人の気持ちを考えられる人になったっていう感じですね。それが、一つ目の原体験。なので、裏返って傲慢な人が嫌いというか、そういう人たちに色々気づいてもらって、視野を広く持ってもらって、「ちょうどいい感じになってもらう」というのも僕のミッションになっています。

いえだゆう
そっか。かつての山田さんみたいな人に関わっていく。
山田亨さん
根っこの原体験になってるところかな。

 

アメフト時代に経験したお話をしてくれた山田亨さん。

高校生になると、始めて話の合う気心の知れた仲間に出会い、とても有意義な時間を過ごされていたようです。

しかし、何でもできる傲慢な俺様タイプに変身しちゃいました(。・ω・。)

 

とても、分かりやすいですね。

 

能力がある時や上手くいってる時って、自分が傲慢なことも、人の気持ちが分かっていないということも気づきにくいんですよね。

一方で、自分の能力に限界を感じていたり、上手くいかない時には、傲慢なんてもっての他で、できない人の気持ちが痛いほど分かる。だって、自分自身ができない人の一番の代表者だから。

そのどちらの立場も経験した山田亨さんだからこそ、調子に乗ってしまう人の気持ちも、上手くできなくて辛い人の気持ちも理解できるようになり、高校生活では、人として成長したとお話ししてくれました。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

いえだゆうは、大きく2つの発見がありました。

一人の世界が好きで、空想・妄想の世界を楽しんでいた山田亨少年。

集団生活が始まると、合わせられない苦労を経験。

 

ここで大事な考え方は、「集団に合わせられないのも一つの個性という視点」

 

周りの友達と仲良くできなかったり、上手く合わせられないと、「自分なんて・・・」と思い込んでしまう時ってありませんか?

でも、そうじゃない。

合わない集団の中にいて苦しむのではなく、ここの場で合わせられないのは自分の個性と感じて、「そういう自分自身に気づくコトができたらいいのではないかな?」と思いました。

ぜひ、合わせられないことに悩むのではなく、「合わせられないのは、あなたの個性」と考えてみてくださいね!

 

次に、「アメフト時代の経験」から。

 

やってみたら上手くいく時って、できて当たり前という思いが強く、いつのまにか傲慢な人になっていた経験ってありませんか?

 

小さなお山の大将に。

 

でも、小さな世界でお山の大将になったところで、メンバーが変わったり、人が成長したり、集団の輪が大きくなると、一瞬でお山の大将ではいられなくなるんです。

 

だから、「傲慢な自分は格好悪い!」

 

常に謙虚さを忘れず、相手の立場に立って物事をとらえられる人になれたら素敵ですよね(^_^)

 

 

読者のみなさま。

 

あなたは、どうですか?

 

どの言葉が、あなたの心に響きましたか?

どの言葉が、あなたの胸に引っかかっていますか?

 

響いたり、引っかかったりした言葉が、あなたが気になっていることです。

 

ぜひ、自分の経験を振り返り、さまざまな自分に触れてみてくださいね(^_^)

 

さあ、2章では、大学・初社会人になった官僚時代の山田亨さんの人生を旅していきます!

 

楽しみにしておいてくださいね(^_^)

アップしましたー♪

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