はじめに
先月スタートしたビジナーススクール西日本版。
第1回目では、不安と期待を胸に集まった看護師さんたちが、自分自身を見つめ直し、事業所ごとのミッション・ビジョン・バリューに触れ合う時間でした。
看護師たちの“未来をつくる”学びの場がスタート！ ―ビジナーススクール第1期（西日本）第1回レポート―小児精神訪問看護
第2回となる今回は、より実践的な学びが展開されました。
テーマは「面談の極意」「小児訪問看護の全容」、そして「ビジョンボードを通じた未来の共有」。
それぞれの学びが、参加者の心にパワーを与えていたように思います。
青野裕旭さんが語る「面談の極意」
就労支援B型事業所「ドリームボックス」、子ども向け小児専門訪問看護ステーションハンモックを運営し、多くの人の利用者さんや家族、看護師に寄り添ってきた青野裕旭さん。
今回の講義で語られたのは「面談の極意」でした。
看護師にとって面談は、患者や家族の思いを聴き取り、次の一歩を一緒に考える大切なプロセス。
しかし、形式的な質問に終始すると、相手の本音にはなかなか届きません。
どのように面談をするのがいいのか、それぞれの看護師のステージに合わせて解説してくれました。
- 面談の仕方に悩んでいる…
- 誰にも相談できない…
- なかなか悩みを聞き出せない…
と思われている看護師さんは、ぜひ、面談の極意を学んでみてはいかがでしょうか？
実際のロールプレイングの様子はこちら
講義＋実践で、みなさん、真剣に学ばれている姿が印象的でした！
天岸愛子さんの講義「小児訪問看護の全容」
続いて、療育アドバイザーとしてビジナーススクールの皆さんをサポートされている天岸愛子さん。
小児訪問看護のステップに応じた関わり方、事例などを交えた紹介など。
また、発達過程に応じた成長過程やおすすめの書籍の紹介などをわかりやすく解説してくれました。
天岸さんのお話の中にはたくさんのエピソード話も混ざり、いろいろな家庭の問題に親身に向き合ってこられたんだなーと思いました。
天岸さんの知識と経験が豊富で本当にすごい！！
非認知能力を育てる発達支援の進め方: 「きんぎょモデル」を用いた実践の組み立て | 関西発達臨床研究所, 高橋 浩, 山田 史, 天岸 愛子, 若江 ひなた |本 | 通販 | Amazon
もし小児の関わりに悩んでいる看護師さんや事業所さんがいれば、本当に心強いパートナーになってくれると思います！
愛称ふくちゃんは、みんなの頼れるお姉さん的な存在の方です(^^♪
ビジョンボードで語り合う未来
前回の宿題で受講生一人ひとりが「ビジョンボード」を作成されておられました。
雑誌の切り抜きや写真、言葉を使い、自分が目指したい未来を可視化していく作業です。
ビジョンボードを囲みながら語り合う時間は、涙あり笑いありの濃密なひととき。
普段は職場の役割に追われて口に出せない“自分の理想”を仲間に伝えることで、互いに勇気を与え合う姿が印象的でした。
「自分の好きなことを入れすぎちゃった」
「夢を聞かせてもらってありがとうございます」
そんな声があちこちから聞かれ、会場はまさに“未来を語る場”となりました。
おわりに
第2回の学びを通して、参加者は面談の極意、小児看護の全容、ビジョンボードで夢を語る時間を共有していました。
看護師という仕事は、時に目の前の業務に追われて視野が狭くなりがちです。
しかし、こうして立ち止まり、人の話を聴き、自分の未来を描く時間こそが、自分自身を豊かにする源泉となります。
次回のビジナーススクールは、さらに実践的な学びが待っています。
参加者のみなさんがどんな成長をしていかれるのか、今から楽しみです。
もし、あなたが今モヤモヤしているなら…
ビジナーススクールに集まった受講生さんたちの参加動機を聞かせていただきますと
- 「このままでいいのかな…」
- 「一人で悩んで不安で…」
- 「子どもが不登校でその経験を活かしたいけど…」
など様々な不安を抱えて参加されている参加者さんたちが多いことに気づきました。
不安な想いを抱きながらも、少しの勇気を持って一歩を踏み出した方々ばかりです。
そして、0期に参加して、自信を持ち始めた先輩看護師さんたちは、
みんなのよき相談者・理解者になりたいと思って継続参加されてる方もいらっしゃいます。
未来は、いきなり変わるわけではなく、
誰かと出会い、学びを重ねる中で、少しずつ変わっていく。
そのきっかけの一つが、ビジナーススクールなのかもしれません。
ぜひ、興味を抱かれた方は、アクセスしてみてくださいね！
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過去の青野さんのクラファン→全国17,000箇所の訪問看護ステーションの普及を通じて不登校者の支援をしたい！ – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
