こんにちは。いえだ ゆうです!
看護師の看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』へようこそ!
今回は、「このゆび絵本」を紹介したいと思います。
いえだゆう自身が息子君(キミ)へ伝えたい想いとこのゆびの活動にリンクした冒険物語の始まりを読んで頂ければ嬉しいです。
1.ママからキミへ。
いえだゆうは、数年前に結婚してママになりました。
家事・育児・仕事に追われ、分刻みのスケジュールをこなす日々。
充実しているはずなのに、どこか心が満たされていませんでした。
その正体は何???
自分の心に問いかけてみると、「やりたいことを封印して、やるべきことに追われすぎていることだ」と分かりました。
ママになっても、仕事をしてても、いくつになっても、「ワクワクやりたいことにチャレンジし続けたい」と改めて思いました!
「ワクワクやりたいことにチャレンジすること」を選んだ結果、これまでよりも、確実に忙しい日々を過ごしていますが、楽しい日々を送っています。
だから、ママの冒険物語をキミに届けたくなったのかもしれません。
ママからキミへ
今のキミの中心には、楽しいことがたくさんあるね。
もし、この先、キミがやりたいことを封印して、やるべきことに追われて笑顔がなくなってしまったら、ママは悲しくなってしまう。
だから、ママの冒険物語をキミに届けたくなったんだ。
初めて描く作品だから、へたっぴだ。
上手く描けないよ。
ただ、キミに何かを感じてもらえたら、それだけでママは幸せだよ。
いつか、キミの笑顔が失われた時に、キミがママの冒険物語を読んで笑顔を取り戻してくれたら嬉しいな!
さあ、ママの冒険物語の旅に出発だ!
2.月のおとしもの。このゆび月に願いをこめて。
月のおしろに、男の子こがうまれました。
名前は、このゆび王子。
このゆび王子は、かくれんぼがだいすき。
パパとママと遊ぶのがだーいすき。
今日は、こっそりパパの部屋へ。
そこで、ぐうぜん、「願いの本」と書かれた本を見つけた王子。
ゆっくり読みたくて、そのままお庭に持ち出してしまいました。
そして、ページをめくろうとした瞬間。
このゆび王子~!どこに行ったの~?
出かけるわよ~。
ママが探しています。
あわてて走り出したこのゆび王子。
転んだひょうしに本が月のおしろから落ちてページがバラバラに散らばってしまいました。
パパは怒っています。
あの本は、とっても大事な本なんだよ。わたしたちの仕事は、『①人々の願いを言葉にすること、②言葉にした願いが叶うように祈りつづけること』なんだよ。
だから、あの本の中には、たくさんの人たちの願いを書きためていたんだ。
このゆび王子は、反省しています。
大きなしずくが、月の下へぽたぽたぽた。
ぽたぽたぽた。
すると、水たまりになった中から1人の女の子が誕生しました。
そして、きれいなボールがあらわれ、女の子に話しかけます。
わたしは、しずく。あなたの名前は、このゆび姫よ。
今から、大事な話をするわ。
このゆび姫は、びっくりしています。
よく聞いてね。このゆび月のこのゆび王子が大事な本を月から落として、このゆびパパとこのゆびママが困っているの。
だから、あなたに力をかしてほしいの。
このゆび姫は、突然すぎて、話がよく分かりません。
その本には、人々の願いが書かれていたの。私は、その本を探すために、このゆびママの涙から生まれたの。
あなたも同じよ。
私とあなたが生まれたことには、きっと、何か意味があるはずよ。
しずくちゃんの話を聞いたこのゆび姫は、自分たちが生まれた理由を探すため、願いの本を探す旅に出ることにしました!
すると、からだがフワフワ浮いて、しずくちゃんに乗っていました。
しずくちゃん、これからよろしくね。
急に走り始めまたしずくちゃん。
しずくちゃんが向かった先には、不思議な様子で、ボールを見ている小鳥の女の子がいました。
わたしは、このゆび姫。願いの本のページを探しているの。
このあたりで、見なかった?
元気のない返事をした、きままん。
何だか気になったこのゆび姫は、話しかけます。
わたしはね、想いを歌にするのが大好きなの。でもね、羽があるのに飛べない意気地なしなの。
いつか、広いお空を自由に飛んで、自分の想いを歌いたいっていう夢がある。
なのに、急に飛びたい気持ちがなくなってしまったの。
きままんの熱い想いは、歌にのって伝わってくるのです。
ねえ、きままん。あなたが飛びたいと思わなくなったのは、願いの本がなくなってしまったからかもしれないわよ。
私たちと一緒に旅をしない?
うん。行く!わたし、自由に空を飛びたいわ!
ふたりは、しずくちゃんに乗って、進み始めました。
また、急に走り始めたしずくちゃん。
しずくちゃんが向かった先には、不思議な様子で、ボールを見ているうさぎの女の子が1人いました。
わたしは、このゆび姫。願いの本のページを探しているの。
このあたりで、見なかった?
元気のない返事をした、オードリー。
何だか気になったこのゆび姫は、話しかけます。
わたしはね、ダンスが大好きなの。いつか、大好きな仲間と一緒に、大きな舞台で踊りたいっていう夢がある。
なのに、急に踊りたい気持ちがなくなってしまったの。
オードリーは本当に楽しそうにダンスをする女の子。
ねえ、オードリー。あなたが踊りたいと思わなくなってしまったのは、願いの本がなくなってしまったからかもしれないわよ。
わたしたちと一緒に旅をしない?
うん。行く!わたし、踊りたいわ!
3人は、しずくちゃんに乗って、進み始めました。
すると、また、しずくちゃんが急に走り始めました。
しずくちゃんが向かった先には、不思議な様子で、涙のボールを見ているパソコンの男の子が1人いました。
わたしは、このゆび姫。願いの本のページを探しているの。
このあたりで見なかった?
元気のない返事をしたピーシー。
何だか気になったこのゆび姫は、話しかけます。
ぼくはね、ずっと勉強ばかりしてきたんだ。いつか、僕の知識を「誰かの役に立てたい」っていう夢がある。
なのに、急に勉強したい気持ちがなくなってしまったんだ!
ピーシーはとっても真面目な男の子。
ねえ、ピーシー。あなたが勉強したいと思わなくなったのは、願いの本がなくなってしまったからかもしれないわよ。
私たちと、一緒に旅をしない?
うん。行く!ぼく、たくさん勉強して、誰かの役に立ちたいんだ。
みんなの想いは同じです。
好きなことにチャレンジする勇気がほしいのです。
自分の好きなことで誰かに喜んでもらいたいのです。
願いをあきらめたくないのです。
4人の体はフワフワ浮いて、しずくちゃんに座っていました♪
すると、また、急に走り始めたしずくちゃん!
向かった先に、1枚の手紙が落ちていました。
願いをもっていたすべての人へ。
キミたちは、突然、願いが消えて、先が見えなくなっているだろう。
でも、願いをあきらめないでおくれ。
どんな状況でも前を見ていたら、明るい未来はきっと訪れる。
だから、キミたちが上手くできなくて人に笑われても、
悲しすぎて涙で前が見えない日でも、
キミたちの言葉を誰も信じてくれない日でも、
一歩前に踏み出す勇気を忘れないでほしい。
ぼくたちは、キミたちの大切にしたい願いを知っている。
キミたちの願いは、ぼくたちには届いているよ。
大丈夫。
キミたちは、前に進める。
自分の胸に手を当てて、心の声を聞くんだ。
自分の声を信じるんだ。
自分の才能を信じるんだ。
ぼくたちは願っているよ。
キミたちの願いが叶うことを。
さあ、進んでごらん。
このゆびパパより。
どうやら、4人が発見した手紙は、このゆびパパが、このゆび月から届けてくれたものだったようです。
4人は、このゆび月を見上げました。
月からパワーがあふれていました。
さあ、願いを叶える旅に出かけよう。
このゆび月に願いをこめて。
おしまい。
3.まとめ
今回、このゆび絵本を子ども向けに書き直してみました。
いかがでしたでしょうか?
初めての絵本で穴だらけですが、「いつかキミに、ママの冒険物語が届くと嬉しいな~」と思っています。
『月のおとしもの。~このゆび月に願いをこめて~』の絵本は、このゆびの活動とリンクしています。
このゆびブログでは、今後、どんな仲間と出会い、どんな願いを叶えていくのでしょうか?
ぜひ、今後の展開をお楽しみくださいね♪