日総研『主任看護師Style』「自分も看護師もハッピーにしたい!看護主任のわくわくライフ&ワーク」 第2回「看護+ONE」とは?

看護主任×キャリアの可能性 ―「看護+ONE」の活動を通じて見えた新たな道―

看護師として日々の業務に追われる中で、「本当にこのままでいいのだろうか?」と感じることはありませんか?

私もかつて同じような悩みを抱えていました。

しかし、自分のキャリアを広げるために一歩踏み出したことで、看護の枠を超えた新たな可能性が見えてきました。

本記事では、「看護+ONE」の活動を通じて得た学びや、私が実践したキャリアの広げ方を紹介します。

ぜひ一緒に、看護主任としての新しい可能性を考えてみましょう。

今回は、日総研の『主任看護師Style』で看護+ONEの記事を書かせていただきました


1. 看護主任としてのモヤモヤと向き合う

看護主任としての仕事は、多忙で責任も重くなります。

「チームのマネジメント」「師長との橋渡し」「後輩指導」など、日々の業務に追われる中で、ふと「このまま主任として働き続けるだけでいいのか?」と考えることもあるのではないでしょうか。

私も同じように悩んでいました。

しかし、ある時「看護師としてのキャリアは、病院の中だけで終わるものではない」と気づきました。

そこから、「自分が本当にやりたいこと」「自分の強みは何か」を見つめ直し、新たな挑戦を始めました。


2. キャリアの整理に役立つ「will-can-must」

キャリアを考える際に役立つフレームワークとして、「will-can-must」という考え方があります。

  • must(やるべきこと・役割):現在の仕事や責任
  • can(もっとやれること):自分のスキルや経験を活かしてできること
  • will(やりたいこと):制約がなければ挑戦したいこと

このフレームを活用し、私は自分のキャリアを整理しました。

看護主任としての「must」はチームのマネジメントや後輩指導でした。

一方で、「can」は情報発信や新しいプロジェクトを企画すること。

そして、「will」は病院の外に出て、さまざまな人のストーリーを聞き、それを発信することでした。

この整理をしたことで、私は「インタビュー活動」に挑戦することを決めました。


3. 人生を振り返る「ライフ・ライン・チャート」

「自分が本当にやりたいこと」を見つけるために、「ライフ・ライン・チャート」を作成しました。

これは、自分の人生の満足度をグラフ化することで、何に夢中になっていたのかを可視化する方法です。

私のライフ・ライン・チャートを振り返ると、「人と深く対話すること」が自分の情熱の源であると気づきました。

そこで、私は「インタビュー活動」に本格的に取り組むことにしました。


4. 看護+ONEの活動がもたらした変化

「看護+ONE」の活動を通じて、私はさまざまな分野の人たちと出会いました。

その中で特に大きな学びだったのは、看護師のキャリアは無限に広がっているということです。

例えば、以下のような看護師のキャリアに出会いました。

  • 病院勤務から施設看護、訪問看護を経験し起業家ナースとして活躍する人
  • 看護教育に特化し、研修や執筆活動を行う人
  • 医療ライターやYouTuberとして活躍する人

こうした方々の話を聞くことで、「看護主任としての経験は、必ずしも病院内だけに閉じる必要はない」と実感しました。

まとめ

看護主任という役割にとどまらず、視野を広げることで新しい可能性が見えてきます。

今回紹介した「will-can-must」「ライフ・ライン・チャート」を通して、ぜひ自分のキャリアを見つめ直してみてください。

大切なのは、「何かを始めること」です。

最初は小さな一歩でも、それが未来を変えるきっかけになるかもしれません。

ぜひ、一緒に「看護+ONE」の可能性を広げていきましょう!

 

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