こんにちは。「看護+ONE」です。
Instagramの投稿をご覧になって、ここにたどり着いてくださった方、ありがとうございます。
「いつのまにか、周りの顔色ばかり見ている」
「“いい看護師”でいようとするほど、苦しくなる」
「本当はどうしたいか、よく分からなくなってきた…」
そんな思いを抱えていませんか?
このページは、「自分の軸で生きたい」と願うあなたが、
少しずつ、自分らしさを取り戻すための“やさしいヒント”になればと思って書いています。
自分軸って、なに?
簡単に言えば、
「自分の中にある“選ぶ基準”」のこと。
誰かの期待でも、世間の正解でもなく、
「わたしはこうしたいから、こう選ぶ」
という**“心の土台”**です。
でも、それってすごく難しい。
看護師の仕事って、他人に寄り添うことが中心だからこそ、
気づいたら「自分の声」を置き去りにしてしまいやすいんですよね。
だからこそ、自分軸は“戻ってくる場所”として持っておきたい。
無理に強くなるんじゃなく、やさしく立ち返れる場所として。
🌱 STEP①:感情を大事にする
まずは、自分の「気持ち」を見逃さないこと。
イライラ、違和感、安心、嬉しさ――
その感情たちは、あなたの価値観を教えてくれるヒントです。
たとえば、
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苦手な先輩に言われた言葉にイライラした → ちゃんと話を聴いてほしいという願いがある
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患者さんから「ありがとう」と言われてうれしかった → 人の役に立つことに喜びを感じる
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勉強会のあとは疲れるけど、なんだか満たされている → 学ぶことが好きなのかも
感情は“本当の自分”からのメッセージ。
ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、無視しなくていい。
書き出してみると、自分の大切にしたいことが浮かび上がってきます。
🌱 STEP②:譲れないものを言葉にする
感情から「価値観のタネ」が見えてきたら、
次は、自分の“譲れない想い”を言葉にしてみましょう。
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「私は、患者さんとの関係性を大切にしたい」
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「チームで協力しあえる環境で働きたい」
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「家庭とのバランスを保てる働き方が理想」
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「挑戦することを大事にしたい」
こうして「こうありたい」が言えるようになると、
次に何かを選ぶときの“軸”になります。
つまり、
「どっちを選べばいいか分からない…」と迷ったときに、
“譲れないもの”があると、自然と答えが出せるようになるんです。
🌱 STEP③:小さな行動にうつす
最後に大事なのは、「思うだけ」で終わらせず、
“小さくても、自分のための一歩”を踏み出すこと。
大きな決断じゃなくていい。
まずは、心が少しだけ軽くなる選択をしてみてください。
たとえば、
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無理な飲み会を断ってみる
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勇気を出して「これ、やってみたい」と言ってみる
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手帳に“自分だけの時間”を予定として入れてみる
そうやって、自分の声を叶える経験を積み重ねていくと、
少しずつ、「わたしって、こう生きていいんだ」と思えるようになります。
🌼 自分軸は「つくる」より、「思い出す」もの
大人になるにつれて、
“正しい”“役に立つ”“期待される”という言葉に引っ張られて、
本来の自分を忘れてしまうことがあります。
でも本当は、
“自分らしさ”はずっと、心の奥にちゃんとある。
少し立ち止まって、
耳をすませて、自分の気持ちに触れるだけで、
また“わたしに戻る”ことができるんです。
🌿 自分軸を育てたいあなたへ
「私って何が大切なんだろう」
「このままでいいのかな…」
そう感じているあなたへ。
もしよければ、一度キャリア相談で話してみませんか?
あなたの感情、想い、価値観を、
言葉にしながら少しずつ整えていく時間を一緒に持ちましょう。
焦らなくていい。
答えがなくてもいい。
“自分を取り戻す”その一歩を、応援させてください。