【横田真由美STORY】1章:アロマライフデザイナー横田真由美「できない自分を演じる」ことが、家族のためだと思っていた。

 

こんにちは。いえだ ゆうです!

 

看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』を運営しています。

インタビュー:マイストーリー

いえだゆうが人生の大先輩にお会いし、幼少の頃から今に至るまでのお話を聞かせて頂き、魅力開花のコツを学ばせて頂こう、という企画です♪

 

 

今回のゲストは、日本マタニティセラピスト協会代表「横田真由美さん」です。

 

1章では、アロマライフデザイナー横田真由美さんの「少女~学生時代」を旅していきます。

「子どもの頃の真由美さんは、どんなお子さんだったのでしょうか?」

 

さあ、いえだゆうと一緒に、魅力的な人生の旅に出かけましょう(^_^)

 

1. 生まれた時から、妹が主。

 

いえだゆう
子どもの頃の真由美さんは、どんなお子さんだったんですか?
まゆみさん

年子の妹がいて、一緒に育ってきたんですけど。妹が生まれた時から、いつも私より妹が主でした。

いえだゆう
たとえば、どんな感じですか?
まゆみさん

おそらくなんですけど、私は2月生まれで、1個下の妹は1月生まれなんです。だから、私が生まれてしばらくしたら、母は妹を妊娠しているから、私に構う時間がなかったと思うんです。

いえだゆう
そんな気がしますね。
まゆみさん

しかも、「あれしなさい。これしなさい。」ときびしい母親で。幼稚園児だったんですけど、お姉ちゃんというだけで、4歳の女の子でも「できて当然でしょう。なんでできないの?」と言われてきました。

いえだゆう
お姉ちゃんというだけで、「できて当然になってしまうんですね」
まゆみさん
つねに比較されていて。だから、1人でいる時間が好きだったんです。ぶらぶら散歩したり、本を読んだり。1人でいるのが楽だったんだと思います。
いえだゆう
そういう幼少時代だったんですね。

 

年子の妹さんと一緒に育った真由美さんの人生は、いつも妹さんとの比較の中にありました。

 

しかも、「お姉ちゃんはできて当然」という環境の中で育ち、心が落ち着く時間を求めて1人でいる時間を好んでおられました。

 

いえだゆう
子どもの頃に印象に残っているエピソードはありますか?
まゆみさん

3歳までは、横浜に住んでいて、幼稚園に入る頃に神戸の垂水区に引っ越したんですけど。週末にたまにお土産をもって遊びに来てくれる優しいおじいちゃんが大好きでした。

いえだゆう
いいですね~。
まゆみさん
両親は学生結婚だったので、忙しくて一緒に出かけた記憶もなく。
いえだゆう
おじいちゃんが来てくれることが、楽しいイベントだったんですね。
まゆみさん
はい。でも、小学校1年生になって環境が変わりました。
いえだゆう
どんな風にですか?
まゆみさん

須磨に引っ越すことになり、おじいちゃんたちの隣の家をリフォームして、一緒に住むことになりました。おじいちゃんは、地元で医院を開業していて、地域の人々に信頼されていました。

幼稚園の頃は、1人で散歩していても誰にも声をかけられなかったのに、突然、家の外を一歩出ると、近所の人に声をかけられるようになって。

いえだゆう
へー。
まゆみさん

しかも、一緒に住みだした途端に、それまで優しかったおじいちゃんから厳しく注意を受けるようになり。急にしんどくなりました。

 

年子の妹さんが生まれてからは、家の中に居場所を見つけられなかった真由美さん。

 

1人でいる時間に癒しを求めていました。

 

しかし、小学生になると、母に加えてさらに厳しいおじいちゃんと地域の人々の目が加わり、真由美さんは、どんどんどんどん萎縮していく環境におかれていきました。

 

小学1年生で突然、○○医師の孫という看板を背負った真由美さんは、「めっちゃしんどかった幼少時代」を過ごされていたようです。

 

そんな中、小学2年生の真由美さんに転機が訪れます。

 

それが、2番目の妹さんの誕生です♪

まゆみさん
「もう、本当に可愛くて♪ ずっと妹のお世話をしていました。ミルクをあげたり、オムツを替えたり。とにかく楽しくて、一番下の妹とずっと一緒にいる感じでした。

 

2.「才能ってあるから。これ以上、上にはいけないの」

 

いえだゆう
小学生はどんな感じだったんですか?
まゆみさん

「あなた、これやったらいいのよ」と言われて、お膳立てされた環境の中で過ごしていました。だから、「色々とやらせてもらったけど、本当に自分がやりたいと思ったことをやったことがなかった」と思います。

いえだゆう
自分からじゃなかったんですね。
まゆみさん

どれも受動的な感じ。小学生の頃に、ピアノを習っていたんですが、「おじいちゃんと母に、まゆみは音楽が好きだから、音楽科の学校に行かないか?」と言われて。「まあ、音楽は嫌いじゃないし、やってきたから、ちょっと練習すればいいのかな?」みたいに思って、言われるままに与えられたレールの上を歩いていました。

いえだゆう
うんうん。
まゆみさん
でもね、いざ、進学してみると、当たり前だけど、みんなすごいの。「やる気のある人たちがくるところだから。」

 

中学生で音楽科に進学した真由美さんは、すぐに高校受験のことを念頭にしなければならず、音楽科に進学できるように、塾に通い始めました。

まゆみさん

「才能ってあるから。もうね、ピアノの音を聞いたら分かるの。同じ授業を受けて、同じように弾いているのに、明らかに音が違う。

しかも、私は、「絶対になりたい!」と思ってやってないから、ある程度まではいけても、これ以上、上にはいけないの」

 

選抜メンバーに選ばれるために、一生懸命、頑張っていた真由美さん。

 

でも、心のどこかで、「私には出来ない」、「あきらめている」という真由美さんがいました。

 

「音楽科に進学するために頑張ってほしい親」と「音楽は趣味にしたいと思う娘」。

親子の思いは、すれ違います。

 

そして、とうとう真由美さんの糸が切れてしまいます。

 

「まゆみは、高校受験で音楽科に進学しない。だから、そのために頑張らない。」

 

3.「できる妹―できない姉」。この関係性が家族のためだと思っていた。

 

音楽のプロになる道をあきらめた真由美さんは、何もやる気がなくなってしまいました。

 

幼稚園の時に横浜から神戸に引っ越し、関東弁と関西弁の違いに圧倒された真由美さんは、幼稚園の先生から「言葉が理解できていない」と思われていました。

 

小学生の時に垂水から須磨に引っ越し、突然、厳しい家庭環境に変わり、地域の人々の目が気になり始め、まともに新1年生を過ごすことができませんでした。

 

一方で、姉の様子を見て育った1個下の妹さんは、何でもすぐに吸収し、「できる妹―できない姉」という構図が作られていきました。

 

何もかも上手くいかない真由美さん。

親と衝突し、親の意見に反対し、「私は何もできない」。

 

そう思い込んでいました。

 

いや、そう演じていたのかもしれない。

 

そう。

 

「できる妹―できない姉。この関係性が、家族のバランスをとっていた」と何度も語られていました。

 

4.まとめ

 

真由美さんは、序章のstoryからは想像しにくい幼少・学生時代を過ごされていました。

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株式会社やマタニティセラピスト協会を設立し、やりたいことをやっている真由美さんとは異なる受け身的な真由美さんの存在がありました。

 

決められた環境の中で、できない姉を演じていた真由美さん。

 

どこにも居場所がなく、親の期待にも応えられず、一生懸命、頑張っているのに、何かが上手くいかない。

 

でも、何が悪いのかが分からない。

 

その結果、「できない自分を演じること」が、家族のためだと思い込んでいたようです。

 

 

読者のみなさま、いかがでしたか?

 

あなたにもこのような経験はありますか?

 

誰かの期待を背負い、一生懸命、頑張っているけど、上手くいかない。

 

心の奥底で、自分のやりたいこととどこか異なっている気がするけど、誰かの期待に応えようと頑張ってしまう自分。

 

でも、思い通りにならない。

 

与えられたレールの上を上手く歩いていくことができれば楽だったのですが、目の前に敷かれたレールが突然消えてなくなってしまう。

 

真由美さんの10代後半は、ぷつりと糸が切れた時間でした。

 

あなたの幼少~学生時代は、どんな時期でしたか?

 

何かを感じて頂けたら幸いです!

 

2章では、失ったレールを見つける旅に出かけた真由美さんのストーリーを描いていきます。

さあ、どんな旅を歩んでこられたのでしょうか?

 

楽しみにしておいてくださいね~♪

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