【桑原あずさSTORY】2章:ひとりぼっちだった15歳の桑原あずさ。「負けたらあかん。」母の言葉に自分を奮い立たせていた。

 

こんにちは。いえだ ゆうです!

 

看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』を運営しています。

インタビュー:マイストーリー

いえだゆうが人生の大先輩にお会いし、幼少の頃から今に至るまでのお話を聞かせて頂き、魅力開花のコツを学ばせて頂こう、という企画です♪

 

今回のゲストは、academy sharing a.s.代表「桑原あずささん」です。

前回紹介したSTORYはコチラ↓

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2章では、桑原あずささんの学生時代を旅していきます。

 

どんなストーリーが語られたのでしょうか?

 

さあ、いえだゆうと一緒に、魅力的な人生の旅に出かけましょう(^_^)

1.優等生から一転、転校先で不良少女に間違われる。

 

幼少期のあずささんは、おばあちゃんに可愛がられ、お母さんに支えられ、すくすくと成長していきました。

 

そして、住み慣れた場所から小学2年生の時と中学3年生の時に引っ越しをされたそうです。

 

その引っ越しが原因で、中学3年生の時、大変つらい日々を過ごすこととなりました。

あずささん
中学3年生の時に、引っ越しをして、それまでの生活が一変しました。
いえだゆう
どのような変化がありました
あずささん

小学生の頃から、母の影響でなぎなたをしていて、中学の時には、なぎなたがなくて剣道部に入りキャプテンをしていました。成績もとてもよくて、生徒会の委員も引き受けたりして、いわゆる優等生だったんです。

いえだゆう
うんうん。
あずささん

なのに、中学3年生の時に、いきなり引っ越しすることになって、これまでの環境とガラッと変わってしまいました。転校初日は、今までと同じように、ポニーテールでブレザーのボタンを締めずに始業式に行ったんですね。

でも、新しい学校の校風はポニーテールではなくふたつくくりじゃないとダメ・ブレザーのボタンは締めないとダメという学校だったみたいで。

一瞬にして、不良が引っ越してきたという噂になってしまいました。

いえだゆう
エー。。。
あずささん

そして、次の日からいじめが始まったんです。トイレに呼び出されたり、バーンってたたかれたり、中傷の言葉を投げられたり。お弁当も一人で食べてたし。本当につらかったです。

 

優等生だったあずささんは、ポニーテール・ブレザーのボタンを開けて登校したという理由だけで、不良に間違われてしまい、人生が変わってしまいました。

文武両道で頑張ってきたあずささんなのに、間違った噂が一瞬で広まってしまい、転校2日目から、ひとりぼっちになってしまいました。

 

2.「負けたらあかん。」母を責めながら、母の言葉に自分を奮い立たせていた。

 

ひとりぼっちになってしまったあずささん。

 

おウチの中では、どのように過ごしていたのでしょうか?

あずささん

小学生の時の引っ越しで、環境が変わると何もかも変わるという経験をしていたんです。空気が変わるし、お友達との関係性もいちからだし。

なので、中学3年生の時の引っ越しには反対しました。

いえだゆう
はい。
あずささん
親が家を買いたいから私の環境を変えるのって。あの頃の私は、思春期の多感な時で、親の気持ちを理解することができませんでした。
いえだゆう
はい。
あずささん
家の中に引きこもって、毎日泣いて、父と母を責めて。そんな私を母もどうすることもできなくて。ぎゅーって抱きしめてくれるんですけど、それすらもつらくて。毎日、ずっと、泣いてました。

あずささん。

 

何も悪いことをしていないのに、単なる誤解なのに、誰も理解しようとしてくれない。

 

ひとりぼっちで陰口をたたかれる日々。

 

本当につらかったと思います。

 

あずささんだけでなく、お父さん・お母さんも本当につらかったと思います。

 

でも、とことん頑張るお母さんは、次のような言葉をあずささんに投げかけ続けたそうです。

あずささん

今の時代ならね、「行かなくていいよ。こういう場所があるよ。」と言ってくれて、行かなくてもいい選択もあったかもしれないんですけど、当時は、そういう環境もなくて。

しかも、母はとことん頑張る人なので、「休んだら負けやで。負けたらあかん。友達がいなくても頑張って行き。帰るところはあるから。すぐに帰ってきていいから。」

いえだゆう
うんうん。
あずささん
だから、いじめにあいながら、ほぼ皆勤で通いましたね

「帰る場所はあるから、頑張りなさい!」

そう、娘に言いながら、お母さんは、毎日、あずささんを送り出していました。

 

今、いえだゆうが同じ環境になったら、親としてどのような対応を取れるのか?

 

あずささんのお母さんのように強くいられるのか分かりませんが、一つ言えることは、どんな時でも、親は子どもの安全地帯になれる場をつくってあげることが大事。

 

どれだけ悲しくても、どれだけ格好悪くても、どれだけ惨めでも、子どもがありのままの自分でいられる場所。

 

どんな子どもの感情も受け止めて、抱きしめてあげられる人でありたい。

 

そう。強く思いました。

 

3.ひとりぼっちで、未来が見えない。

 

ひとりぼっちの学生生活を送っていたあずささん。

 

あずささんの心の変化は続きます。

あずささん

この時に、「環境や友達によって、自分自身のモチベーションが変わる」っていうことを学びましたね。勉強はしていたんですが、成績も落ちてしまったんです。

いえだゆう
そうですか。
あずささん

友達って、自分にとって大切な人。その大切な人がいないと、頑張る気になれないんですよね。

「誰のために、何のために頑張ってるんだろう」って考えてしまって。

いえだゆう
はい。
あずささん
ひとりぼっちでやる気がなくなってしまって、未来が見えなくなりました。

 

あずささん😢

 

転校前のあずささんの成績は、オール5に近い状態。

 

友達もいなくなった上、成績も落ちてしまいました。

 

勉強はしているけど、頑張る気になれない。

 

人がエネルギーをもらうのは、人からなんですね。

 

4.人の優しさに感謝。

 

そんな中、神の救いがあらわれます。

あずささん
3学期くらいかな。少しずつ、話しかけてくれる人も現れるようになって。
いえだゆう
うんうん。
あずささん
気づくじゃないですか。私が不良じゃないっていうことを。
いえだゆう
 そうですよね。毎日、きちんと学校に行って、お勉強してるんですから。
あずささん

そこから、「あーちゃん、いい子だよ」って言ってくれるようになって、中学3年生の卒業の時には、お友達がたくさん出来ました。でも、今でも転校先の中学には一歩も行けません。

いえだゆう
そうですか。
あずささん

なんかね、怖くなってしまう。孤独の恐怖感。誰かから毎日嫌なことを言われるのは本当につらくて。

毎日が、自分との戦いだったから。

当時は、母のことを鬼ババアって思ってましたけど、今では、「おしりたたいて行かしてくれてよかったな」って思います。

根性はついたと思います。

そして、聞きたくないことは聞かない耳をもてるようになりました。

 

あずささん。

 

本当によかったです!

 

あずささんのことを分かってくれる人が現れてくれて。

 

気づいてくれる人が現れてくれて。

 

そりゃあ、気づきますよね。

 

たった、1回、校風を知らずにポニーテールにしてブレザーのボタンを開けて登校しただけなんですから。

 

それにしても、あずささん、本当に頑張りました。

 

あずささんの笑顔の中にある強さを感じられるお話でした。

 

5.まとめ

 

読者のみなさま。

 

今回のストーリーは読んでいてつらくなってしまう場面もたくさんあったと思います。

 

いえだゆうは、お話を聞くときも、記事を書くときも泣いてしまいました。

自分にも同じような経験があるから、あずささんの立場が痛いほどよく分かります。

でも、本当に不思議なもので、誰も自分のことを信じてくれない環境に陥っても、誰かがどこかで見てくれていて、どこかから、誰かが救いの手をさし伸べてくれるんです。

その瞬間、本当の人のやさしさに触れることができるんです。

 

だから、頑張れる時がくるんです。

 

もし、あなたの周りに、家族・友人・恋人・先輩・後輩など、好きな人がいるのであれば、それは、本当に素敵なことなんです。

 

これ以上に贅沢なことはありません。

 

でも、当たり前すぎて、その大切なことを忘れてしまう時があるんですよね。

 

ひとりぼっちは寂しいです。

 

でも、ひとりぼっちの時にしか気づけないことがあります。

 

ひとりぼっちの時にしか見えないことがあります。

 

当たり前の優しさに気づくことで、人に優しくできるんです。

 

「あずささんの笑顔から滲み出ているのは、孤独のつらさを知っているからこその優しさなんだろうな~」と思いました。

 

さて。つらい学生生活を乗り越え、根性が鍛えられたあずささん。

 

この先は、どんな、展開が待っているのでしょうか?

 

楽しみにしておいて下さいね♪

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