こんにちは。いえだ ゆうです!
看護師の看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』へようこそ!
インタビュー:マイストーリー
いえだゆうが人生の大先輩にお会いし、幼少の頃から今に至るまでのお話を聞かせて頂き、魅力開花のコツを学ばせて頂こう、という企画です♪
第3回目のゲストは、第2回のゲストである一般社団法人ぐるり代表 今井 雅子さんの恩師である加納恵子教授です!
3章では、恵子先生が仕事を通して、様々なことを学んでこられた人生を旅していきます。
いえだゆうと一緒に東田一人さんの人生から魅力開花のコツを学ばせて頂きましょう♪
1.地域福祉の研究で社会を変えたい!
様々な試練を乗り越えて、自分の信じた道を突き進み、「社会のためによりよい仕事をしたい」という熱い思いを持って研究に取り組んできた恵子先生の話を聞いて、胸が熱くなりました。
恵子先生は、熱心な研究者ですが、就職は順調だったのでしょうか?
2.社会の差別に屈せず、研究を続けてきて良かった
ご主人様の両親と結婚・仕事・子育ての方針が合わず、大変な経験をされてきた恵子先生。
でも、その時のお話の中で、恵子先生の口から苦労という言葉は一言も聞かれませんでした。
その恵子先生が、「就職活動は苦労した」と語っておられ、相当の苦労だったことが推察されます。
就職って、業績だけじゃないんですよね。バランスとか、タイミングとか年齢構成とか。フルタイムで働ける人の枠しかほとんどない。しかも、私の恩師は、女性のパイオニアですけど、「女性は男の5倍働いて一人前にみてもらえるから頑張りなさい」という。でも、「私には、そんなことはできない。私たちの時代の戦い方は、また、違うようにしないといけない」と思ってましたね。
諦めずに、コツコツと続けていくことが、成功の秘訣ですね(^^♪
自分のペースで、自分にできることをやり続けていれば、見ていてくれる人はいる。
今、自分が思い描いた人生になっていなくても、いつ、花が開くか分かりません。
チャンスを待って、コツコツと自分の実力をつけておきましょうね!
3.「自分らしさを知る」ということ
そうですね。今のゼミ生さんは、わりと優しい加納先生と思っていると思うんですけど、本当に・・・なんていうのかな。その人が、「どうしよう」と悩んだ時とか、困難に向き合わないといけない時とか、そういうところにたまたま遭遇したら、その時は、悪いけど、シビアに言いますね。怒るとかじゃなくて、「ちゃんと向き合いなさい!あなたの人生に!」って。
「なんとかなるよ」なんて全く言わない。普段は、「なんとかなるよ~」って言ってるけどね(笑)
みなさんは、社会に出て、これから本気で自分の人生を作っていくんです。そして、自分で自分の人生を作っていくには、「自分らしさを知る」っていうことが大事です。
でも、その「自分らしさを知る」っていうのが、すごく難しくてね。私もそうでしたけど、若い頃って、自分の欠点ばっかりに目がいってしまうんです。
でも、自分の良さもひっくるめて、ちゃんと自分を受け止める。好きなところと嫌いなところとを全部引き受けて生きていく。
人生って、絶対に問題が起こってくるんです。「平穏無事に過ごしたい」なんて甘いです。なんやかんやあります。
ただ、問題が起こることは問題ではないんです。問題は起こってくるけど、それにどう対応するかが、その時に、その人の価値を決めるから、その時に慌てふためくのではなく、自分の「やれること」と「やれないこと」を冷静に判断して、選択して、前向きに生きていく。
まさこさんに、あえて「障害のせいにしてたらあかんよ」って言ったのは、やっぱり楽なんですよ。自分の家のせいとか、何かのせいにしてると。自分が傷つかないから。
だけど、「起こった問題に対して、それはそういうものとして、引き受けた上で何をやっていくのか」っていうのを考えていくことが大事ですね。
別に「すごい人になれ」って言ってるわけではなくて、自分が幸せになるためにどうするか。幸せに生きるためには、「自分はどういう選択をするか」が大事ですよね。みなさんにも、「自分らしく生きる」っていうことを考えて、幸せな人生を歩んでほしいですね(^^♪
4.いえだゆうの学び
恵子先生!深い言葉の数々をありがとうございました。
明るく気さくで優しい加納恵子教授。
お話を聞かせて頂いて、恵子先生が今に至るまでには、幾度となく試練に向き合い、ときには、乗り越え、ときには、挫折も味わってこられていたんですね。
その経験の中で、「ダメもとでも、とにかくやってみよう!あかんかったらその時考えましょう!」という思いを胸に、コツコツと小さな挑戦を積み重ねる中で得てきた成功体験。
その成功体験を糧に、自分の強みを活かし、自分らしく生きていく人生を、信頼のおけるパートナーと作ってこられていました。
そういう経験をしてきたからこそ、見えているもの・感じとれる世界がたくさんあるように思いました。
「自分らしさを知る」
これは、リーダーシップの始まりでもあります。
リーダーシップ理論では、社会の中で、自分らしく仕事をしていくためには、まず、「自分を知る」「自分を変革する」ことが、とても大事な要素であると言われていますが、恵子先生の話を聞いて、改めて「自分を知る」ということの大切さを感じ取りました。
なぜなら、社会に出ると、本当に様々な価値観の人に出会います。
自分の価値観と異なる人、どうしても反りが合わない人にも出会ってしまいます。
恵子先生は、人生の大きな節目で、そういう出会いをたくさん経験してこられました。
おそらく、価値観の異なる人と出会う中で、
- 「自分はどうしたいんだろう?」
- 「自分は何がしたいんだろう?」
- 「自分が大事にしてる価値観は何だろう?」
何度も何度も、自問自答されてきたように思います。
その中で、何かのせいにするのではなく、自分の感覚・価値観を見つめ直し、選んだ道から逃げず、相手と向き合いながら、お互い分かり合える関係性を築けるような関わりを続け、自分の歩みたい道を切り開いていく!
恵子先生から学んだ魅力開花のコツですね。
これから社会の中に入っていく学生さん。
社会の中で働いているけど、自分の人生に迷っている社会人さん。
このゆび読者のみなさま。
自分と価値観の違う人に出会った時、「自分はどうありたいんだろう?」と思い、悩む時期があると思います。
ぜひ、恵子先生に語っていただいたように、自分の欠点ばかりでなく、良さと悪さをひっくるめた「自分という人間」を知り、引き受け、自分の人生を前向きに作っていく覚悟を決めましょう!
「ダメもとでも、とにかくやってみよう。あかんかったらその時考えましょう!幸せな人生を作るために!」
コツコツ小さな挑戦をし続け、「そっか、そっか」という成功体験が、幸せにつながります!
きっと、誰かがどこかで、あなたの人生を応援してくれています!
ビバ!Happy Life!