こんにちは。いえだ ゆうです!
ママでナースでブロガーしてます。
ダイアリーでは、自由気ままに素直な思いを書いています!
大人になって自分の心に響いた詩は、辛い時の支えになります。
心に響く言葉には、生きるパワーをもらえるんです!
今回は、「茨木 のり子」さんの『汲む』という作品に触れていきたいと思います(^^♪
1.弱い心の私にしか見えないことも大事にしたい!
あなたは、「完璧な仕事をしたい」と思い込んでいませんか?
あなたは、「高い目標」を掲げすぎてしんどくなっていませんか?
理想のあなたと今のあなたが違いすぎて、しんどくなっていませんか?
いくら格好つけても、いくら背伸びしても、あなたはあなたでしかないんです。
大人になったから、
経験をつんできたから、
完璧にできて当たり前。
「これくらいできなくてどうするんだ」と思いすぎていませんか?
いえだゆうは、社会人デビューが29歳と遅く、
30代半ばまでなかなか芽が出ず、仕事ができない自分が本当に嫌でした(>_<)
どうして、こんなに簡単なことが上手くできないんだろう?
なんで、失敗してしまうんだろう?
自分のダメさ加減にほとほと嫌毛がさしていました(>_<)
「早く仕事ができるようになりたい!」と思う反面、『自分は自分のペースでしか生きられない!』と、どこかで思っていました。
だから、当時のいえだゆうの思いを肯定してくれる詩のパワーを借りて、『弱い心の私にしか見えないことも大事にしたい!』と思っていました!
いえだゆうが身につけた、明るく闇を乗り越える方法ですね(笑)
2.でもね、仕事ができるようになると忘れてしまうんです。
しかーし!!!
仕事ができるようになるまでに時間がかかったいえだゆうも、経験を積み重ね、今では、指導する立場の人になっています。
当時のことを思ったら、本当に信じられません(。・ω・。)
みじめな思いをたーっくさんしてきたいえだゆうですが、、、
仕事ができない感覚を経験しなくなると、『ちょっとしたことで泣いたり、立ち止まったり』
右往左往していた初心を忘れかけてしまう時があります。
敏感で弱かった心は失われ、どんどんどんどん、仕事ができる強くて格好いい自分を追い求めすぎている、そういう時期がありました。
常に心のアンテナを高めておく必要がありますね。
3.いくつになっても大事にしたい「震える弱いアンテナ」
『当時の私の心を救ってくれた』詩をご紹介したいと思います。
『汲む』ーY・Yにー 茨木 のり子
大人になるというのは
すれっからしになることだと
思い込んでいた少女の頃
立居振舞の美しい
発音の正確な
素敵な女のひとと会いました
そのひとは私の背のびを見すかしたように
なにげない話に言いました初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを
隠そうとしても
隠せなくなった人を何人も見てきました私はどきんとし そして深く悟りました
大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子どもの悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと・・・
わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです
いかがでしたか?
いえだゆうは、この詩を読んだとき、どきんとしました。
同時に、弱い自分の心が感じている柔らかな感受性はそのままでいいんだな~と思いました。
あらゆる仕事 すべてのいい仕事の核には・・・震える弱いアンテナが隠されている
震える弱いアンテナを見失わずに、いい仕事をしていきたいな~と思っています(^^♪
4.まとめ
あなたは、仕事ができるようになって、弱かった自分を忘れかけていませんか?
強くならなければ、仕事のできる格好良い大人にならなければ、と思いすぎていませんか?
いくつになっても、あなたの心の中にある「震える弱いアンテナ」を大事にできていますか?
忘れてしまっていると感じたあなたは、ラッキーです!
ぜひ、素敵な詩に触れて、いくつになってもドキマギできる感覚を思い出してみてくださいね(^^♪