こんにちは。いえだ ゆうです!
看護師の看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』へようこそ!
専門家の方々にインタビューする企画!
「プロの極意」というインタビュー企画を始めました♪
今回のゲストは、「魅力開花のコツを学ぶ」で、インタビューにご協力頂いたBBT大学 東田一人教授です!
本気で後輩指導に悩みを抱えている方にお届けしています。
今回は、「コーチング 7つの視点をマスターしよう」の後編をお届けしていきたいと思います。
① 悪循環のループを断ち切る
② 最初は負荷がかかる
③ 自分の心をマインドチェンジする
④ 100%味方の姿勢で聞ききる
⑤ ニュートラルな状態を保つ
⑥ 坂道の向きを変える
⑦ 7つの顔とオールマイティのカードを持つ「プロの極意」:東田一人教授のインタビューより
いえだゆうと一緒にステップアップしていきましょう!!!
1. 東田一人教授のアドバイス
早速、東田一人教授のアドバイス⑤~⑦をひとつずつ見ていきましょう。
① 悪循環のループを断ち切る
② 最初は負荷がかかる
③ 自分の心をマインドチェンジする
④ 100%味方の姿勢で聞ききる
⑤ ニュートラルな状態を保つ
⑥ 坂道の向きを変える
⑦ 7つの顔とオールマイティのカードを持つ「プロの極意」:東田一人教授のインタビューより
⑤ ニュートラルな状態を保つ
聞く側の姿勢ってとっても大事なんですね。
例えば、以下のような状態の時ってありませんか?
聞き手の忍耐力が落ちていて、聞くという姿勢を見失ってしまっているにも関わらず、部下や後輩の問題をあーだーこーだ話し合い、自分たちの視点で考えられる方法を話し合い、自分勝手に解決策を決めようとしてしまっている時。
そして、自分たちの視点でしか考えずに、問題は相手にあると決めつけてしまう。
その結果、部下や後輩と溝が生まれ始め、どんどん関係性が悪くなる。
そこの我慢強さが必要になります。例えばね、あなたが挨拶をしたのに、相手が挨拶をしないと、「もう二度と挨拶をしたくない」と思ってしまうじゃないですか。じゃあ、「あなたは相手に挨拶をしてほしいから挨拶をしたのですか?」ってなりますよね。
相手が挨拶しなければ、あなたは、一生挨拶をしないのですか?いやいや、「私は、挨拶をしたいからするんです」っていう風に思っていたのではないですか?
だから、自分の感情をニュートラルな状態に戻して保つんです。「私は挨拶がしたいからする」、「話が聞きたいから聞く」というように。「なんだ、その態度」っていう態度を取られていてもいいんです。こちらは、相手の話を聞ききるんです。それを続けていると、だんだん状況は良くなっていきます。「実は・・・」という部分が見えてくるんです。それが自然治癒力なんですね。
そうです。どんな状況でも、最後まで話を聞ききる。すると、自分の中からよくなろうとするエネルギーが出てくるんです。だから、聞く側がどれだけ聞ききれるかが大切なんです。
力業でやると、その瞬間はよくなっても、絶対に続かない。本人が自ら動き出すことはないんです。
聞く側は本当に大変です。聞く側が自分の感情を我慢して、最後まで全部聞ききるんです。
最後の最後まで聞ききると、相手の中に変化が生じるんです。
それを待つことが大事。
相手に変化が生じるまで聞ききるんです。
聞く側の覚悟。それが本当に大事なんですね。
相手の感情に翻弄されずに、いかにニュートラルな状態を保てるか。
自分の心の状態を聞ききれる状態に保つことが本当に大事であることを学びました。
⑥ 坂道の向きを変える
では、どのように聞けばいいのでしょうか?
重要なことは、上司や先輩側が一方的に業務の確認や評価をする時間を作るということではなく、部下や後輩が中心になれる時間を作るということ。だから、上司や先輩から部下や後輩に玉が転がっていくのではなく、部下から玉がころころ転がってくるようにするの。
相手からどんどん隠れていた思いが引き出されるようにしていくためには、上司や部下から一方的な評価をするのではなく、部下や後輩が中心になるような坂道の向きが重要になるんですね。
そして、その時に最大限に相手の思いを引き出せるためには、質問力が重要になります。
質問力に関しては、『次回インタビューさせて頂きたいな~』と思っていますので、楽しみにお待ちくださいね♪
⑦ 7つの顔とオールマイティのカードを持つ
さて!最後にとっておきのアドバイスを頂きました!
私のセミナーでもやったと思うんだけど、7つの顔というのがあってね。その中の一つにコーチの顔がありました。
コーチとクライアントの関係性だけであれば、聞ききって、引き出すことになるんだけど。
現場では、コーチとクライアントっていう関係性だけじゃなく、上司と部下の関係性や他の色々な関係性がありますね。
その関係性の中では、聞くだけではなく、間違いはちゃんと正さないといけない時も出てくるし、教えることが大事な場面もでてくる。
なので、7つの顔が大事になるんです。
コーチの顔になるときは、とにかく聞ききってから、相手の気づいていない思いを引き出していく。
それは何かって言うと、「信頼のカード」。たとえば、厳しいことを言われても、信頼があれば、「私のために言ってくれてるんだ」って思ってもらえるでしょう。そこが、オールマイティのカードがあるかどうかなんだよね。
私とあなたの間に。
優れたリーダーになるためには、7つの顔を使いわけることが大事。そして、信頼関係を築けているかどうかも問われてきます。その中で、自分がコーチの顔を強化したほうがいいと思ったときには、コーチングの勉強をしてみる。そういう姿勢がとても大事ですね。
ここで7つの顔をご紹介したいと思います!
この7つの顔+「オールマイティのカード:信頼カード」があるかが大事になるんですね!!!
最後に、東田一人教授は、100%相手の味方になり、聞ききる覚悟を持ち、部下や後輩の「本人すら気づいていない自分の発想・アイデア・気づき・やる気などを引き出す関わりができるようになれば、最高ですね」と語ってくれました。
7つの顔を使いこなせるように、普段から訓練を積んでおく。
そういう取り組みがすごく大事だということを学ばせて頂きました。
2.まとめ
「プロの極意」のインタビューの中で、いえだゆうは、自分自身の問題点や覚悟が足りていない部分にあちこちで気づくことになり、言葉がでなくなってしまいました(^_^;)
しかし、こうして、インタビュー内容を振り返ってみると、本当に多くの学びをさせて頂いていたことに気づきました。
これがまさしくコーチングだったんですね♪
そして、いえだゆうと同じような所で悩んでいる方にとっては、少し胸に突き刺さる記事になったのではないでしょうか?
でも、あなたが、「本気で部下や後輩の人材育成に力を入れたい!」と思っているのであれば、東田一人教授の言葉から、たくさんのことを学んでいただけたのではないでしょうか?
いえだゆうは、眠っている目の前の才能を開花させていきたい!
そのためには、「自分のあり方、聞ききる覚悟、感情に振り回されないニュートラルな状態を保つ訓練」が必要になってくることを実感しました。
そのためにできることは、自分の状態を整えること。
聞ききる体力をつけること。
すると、あなたが変わることで、周りの自発性が引き出され、周りの人々・現場は変わる!
まずは、聞く環境や時間を作りだし、聞く姿勢を整えることから始めていきたいと思います。
聞ききることができるようになれば、相手の中からやる気がポコポコと生まれ始めます。
身体だけでなく、精神にも、人間には自然治癒力がそなわっていると教えて頂きました。
部下や後輩の自然治癒力を引き出し、本人も気づいていない魅力を最大限に開花できる関わりができるように、コーチングの学びを実践していきたいと思います!
さあ、読者のみなさま。
あなたも一緒に、目の前の部下や後輩あるいは家族の話を聞くコトから始めてみませんか?
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