【指導者の7つの心構え】内藤知佐子先生に学ぶ「ファシリテーションのコツ」

 

こんにちは。いえだ ゆうです!

 

看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』を運営しています。

専門家の方々にインタビューする企画!

 

「このゆびブログ♪」では、「プロの極意」というインタビュー企画を始めました♪

 

今回のゲストは、「京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター 内藤知佐子先生」です!

 

 

あなたは、こんな悩みを抱いていませんか?

  • 現場での後輩指導に悩んでいる
  • 現場での看護はしんどい
  • 看護教員になったけど、指導の仕方が分からない

 

今回は、「指導者マインド」について紹介させて頂きます。

 

内藤先生の著書:シミュレーション教育の効果を高める ファシリテーター

 

 

さあ、いえだゆうと一緒に「内藤知佐子先生から学ぶファシリテーションのコツ」を学んでいきましょう!!!

 1.指導者としての7つの心構えを知ろう!

 

内藤先生に学んだ「7つの心構え」について考えていきたいと思います。

 

指導者に求められる7つの心構え

あなたの中には、どんな心構えがありますか?

  1. 人は必ず「○○○」
  2. 教育の完結は「○○」が変わること
  3. 教育の中心は「○○○」
  4. 学習者は「○○○」をもった存在
  5. 我々の重要な仕事は学習者の「○○」と「○○」を引き出すこと
  6. 我々の立ち位置は「○○○ 」
  7. 自らが「○○基地」となり、信じて待つこと

 

 

「1.伸びる   2.自分   3.学習者   4.可能性   5.能力と意欲   6.伴走者   7.安全」

 

さあ、あなたは、いくつあてはめることができましたか?

 

指導者には、「まず、学習者が中心になって学びたいと思うような環境をつくり、学習者の可能性を信じて待つことが大事なんだな~」という学びがありました。

 

解説は、下記の本や内藤先生のセミナーなどで紹介されています。

詳しく学びたい方は、ぜひ著書を読まれるか、セミナーを受講をおすすめ致します~♪

 

内藤先生の著書:シミュレーション教育の効果を高める ファシリテーター

 

 

こちらもぜひ♪

 

2.能動的な学習を引き起こすサイクルを知ろう!

 

続いて、成人教育の特徴を知っておくことが指導者マインドに求められます

 

看護師さんの多くは、成人になり、働きながら学び続けています。

 

目の前の患者さんによりよい看護が提供できるように色々なことを学び続けています。

 

毎日一生懸命です。

 

でも、「この対応でよかったのかな?」 、「もっとできることがあったんじゃないかな?」など、患者さんとの関わりを後で振り返り、

 

「あー、なんでこんな対応をしてしまったんだろう。」、「何でこんなこともわからないんだろう。」となり、「自分は看護に向いていない。」「先輩のようにできない…。」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか?

 

なので、そういう後輩さんたちに指導する先輩の立場にいる場合、指導者の役割はとても重要になります。

 

なぜなら、後輩たちが自分たちの経験を失敗やマイナス思考で物事を悪く捉えている時に、考え方を変えてあげるようアドバイスができたら、次の看護が変化する可能性があるからですね!

 

そこで、指導者が「成人教育のコツ」を知っていることが現場で役に立つ!

 

授業の中で紹介して頂いた成人教育のコツ!

  1. 自己の○○○で学習してもらう
  2. 過去の○○を活かす
  3. すぐに○○○・○○○学習を提供する
  4. ○○○を捉える
  5. 強制はNG、○○○○学習へ

 

どうですか?

「1. ペース   2.経験   3.使える・役立つ   4.ニーズ   5.自ら学ぶ」

 

大人になってからの勉強は、 「自ら学習したい!」と思ってするからこそ、伸びていく!

 

強制的にやるように言っても伸びないため、「自分から学びたい」と思うような環境を作ってあげることが大事なんですね!

 

このような成人教育のコツを知っていると指導する立場に立った時に役立ちますよね!

  • 相手は、どんな経験をしてきた人なのでしょう?
  • 相手は、どんなことに疑問・関心を抱いているのでしょう?
  • 相手は、今、どんなことを学びたいと思っているのでしょうか?

 

相手が疑問に思っていることや興味・関心を知ることから始めることが重要であることを学びました。

 

もしかして、あなたが、成人教育のコツを知らず、後輩指導の中で、できていない箇所ばかりを指摘だけしていたり、強制的に課題を与えたりしているのであれば 、それはNGで す(^_^;)

 

速効で辞めてしまいましょう。

 

相手の学びたいというニーズを引き出してあげれるような関わりを目指していくのが一番という学びがありました!

 

3.スキルとマインドの両輪が大事!

 

そして、よりよいファシリテーションを実践しようと思えば、「スキルとマインド」の両方が大事、この二つは両輪であるというお話がありました。

 

これは、リーダーシップの概念にも通じる部分です。

 

「スキル」と「マインド」

 

タイヤの両輪に例えられる考え方!

 

何かを始めようと思ったら 最初の頃はスキルを学ぶことに必死になりますが、マインドも育てていかないと前に進むことはできないんですね。

 

タイヤの片輪がないと進めないように。

 

よりよいファシリテーションを身につけようと思ったら、スキルも大事ですが、指導者マインドもとても大事。

  • スキル:「聴く・訊く」、「観る・看る」、「伝える」

 

  • マインド:「さまざまな「観」(看護観・教育観など)」、「心構え」

 

スキルとマインド両方を育てていくことを目指していきましょう♪

 

4.まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、「指導者の心構え」を中心に紹介させて頂きました。

 

内藤先生の著書:シミュレーション教育の効果を高める ファシリテーター

 

指導者中心ではなく、学習者が中心になれる関わりをすること!

 

そのためには、まず、学習者に寄り添う指導者自身の考え方やマインドを見直しておくことが大事でした!

 

内藤先生は、色々な現場のお話なども交えながら楽しくファシリテーションに役立つ指導者マインドを教えてくれる環境を作ってくれていて、本当に楽しく学べるセミナーでした♪

 

次回は、「指導者の陥りやすいポイント」について紹介致しますので、楽しみにしておいてくださいね♪

☆ファシリテーションスキルアップに♪

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☆2022年5月にYouTubeで対談させて頂きました(^^♪ お楽しみに~♪

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