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【指導者の陥りやすいポイント】内藤知佐子先生に学ぶ「ファシリテーションのコツ」視点を変えよう編

 

こんにちは。いえだ ゆうです!

 

看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』を運営しています。

専門家の方々にインタビューする企画!

 

「このゆびブログ♪」では、「プロの極意」というインタビュー企画を始めました♪

 

今回のゲストは、「京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター 内藤知佐子先生」です!

 

 

あなたは、こんな悩みを抱いていませんか?

  • 現場での後輩指導に悩んでいる
  • 看護教員になったけど、指導の仕方が分からない
  • 経験が少ないから指導する自信がない
  • 指導しすぎてしまう
  • 学習者の能力を引き出せない

 

今回は、「ファシリテーションの育成」に注力されてきた内藤先生の経験から、効果的なファシリテーションを実施したいと思い始めた様々な看護師さんが陥ってしまいがちな視点を中心にまとめていきます

 

さあ、いえだゆうと一緒に、「プロの極意:内藤知佐子先生から 学ぶファシリテーションのコツ」を学んでいきましょう!

 

1.こうあるべきという思い込みが強すぎると失敗する。

 

内藤先生のセミナーには、現場で働く指導者さんや教員の方々が受講されることが多いそうです。

 

みなさん、どんな悩みを抱えて先生のセミナーを受講されておられるのか聞いてみました。

 

いえだゆう
参加者さんの声でよく聞かれることって、どんな内容が多いのですか?
内藤先生
自分が考えていたシミュレーションが「こうあるべき」、「こうあらねばならない」 っていうことを思い過ぎていたことに気づきました!』という声が多いですね。
いえだゆう
具体的にどういう気づきがあったのでしょうか?
内藤先生
学習者のことを思って実施している演習なのに、ひとりよがりになっている演習に気づいたっていうメッセージが多くあります。

 

現場の指導者も教育現場の先生も、みんな、一生懸命です。

 

一生懸命、相手の成長を願って、指導しようと思っている。

 

でも 一生懸命頑張り過ぎた結果、空回りしてしまうことってあるんですよね。

 

いえだゆうもよくやってしまうパターンです(>_<)

 

内藤先生のセミナーに参加することで、ほとんどの方が、「こうあらねばならない」という思いが強すぎたという人が多くいるようです。

 

あなたは、いかがですか?

 

2.目標設定が高すぎると、失敗する。

 

続いて、陥りがちな失敗パターンについて話してくれました。

内藤先生
自分自身の「目標設定が高すぎた」っていうことに気づきましたっていう方も多くいらっしゃいます。
いえだゆう
セミナーの中でもお話されていました。
内藤先生
高すぎる目標設定は効果的ではないんですね。
いえだゆう
はい。では、どんな目標設定が効果的なのでしょうか?
内藤先生
学習者のニーズを捉えて、ちょっと頑張ればできる目標を2~3個/時間を目指すのが一番です。

 

目標設定を高くしすぎて、「自分はできない・・・」と思わせてしまうよりも、「これならできるかもしれない!」と前向きになれるような目標設定が大事なんですね。

 

目標設定によってモチベーションが下がったり、上がったりしますので、ゴールを明確にできる目標設定を目指すのが一番だそうです♪

 

もしかして、「自分の目標設定は高すぎたかも知れない・・・ 目標の数が多すぎたかも しれない」という思いを抱いた方がいれば、ラッキーです!

 

すぐに、目指すべきゴールを修正しましょう!

 

3.「○○さんだからできる」という発言が生れてしまうのは設計ミス。

 

次は、内藤先生も失敗してしまったことをお話ししてくれました。

内藤先生
セミナーをやり始めた頃によく言われたのは、「いやー、すごいのは分かったけど、 内藤先生だからできるんですよ。私には、できない。」っていう声が多かったんです 。
いえだゆう
そういう意見が出てしまうのはどうしてなのでしょうか?
内藤先生
これは設計ミスしていたんですね。
いえだゆう
具体的にどいうことでしょうか?
内藤先生
「内藤だからできる」ではダメだということ。
いえだゆう
つまり、先生だから出来るではダメだということですね。
内藤先生
セミナーを受講して頂いた方に、「自分もできる」と思ってもらえる内容でないとダメなんです。
いえだゆう
セミナー受講して、モチベーションが下がってしまったらと悲しいですもんね。
内藤先生
なので、学習者が自分たちの現場に持ち帰って使えるレベルの内容にしていないとダメだと思うようになりました。
いえだゆう
どんどん改良されて今の研修スタイルが生まれたんですね。
内藤先生
はい。研修のための研修を作っても意味がないんです。

 

内藤先生自身も、ファシリテーションの育成を始めた頃は、学んだ知識をたくさん伝えていたようですが、それでは、ダメだという気づきがあったようです

 

いくらすごい内容の説明をしても、説明を聞いた相手のやる気がなくなってしまうのであれば意味がない。

 

セミナーを何度も行う中で、相手のニーズがどこにあるのかをくみ取る力が高まっていったそうです。

 

指導者自身が独りよがりにならずにつねにアンテナをはり、「相手はどんなことを学びたいと思っているのか?」 という視点で関わることが大事だという学びがありまし た。

 

4.相手の欠点だけではなく、相手の強みにも着目する。

 

そして、内藤先生のセミナーの中で語られたお話の中から、「なるほど~」と思った内容について最後にご紹介したいと思います。

内藤先生
看護師さんって、問題解決思考が得意なんです。患者さんの問題点を発見して、看護ケアを立案し介入する。そういう思考過程が身についているため、相手の欠点を中心にみてしまう習慣がついてしまっているんですね
いえだゆう
そうかもしれないですね
内藤先生
その視点だけでは、その人自身を見ることができていないんですよね。欠点だけでは なく、相手のいいところ。相手の強みも見ることが大事になってくると思います。

確かに、看護師さんって、患者さんに関する情報を集めて、問題点を分析していく。

 

患者さんの問題を解決していくことが中心になってくるんですね。

 

そして、そのような考え方が中心にあると、欠点や弱みばかりを見てしまい、相手の良いところや長所が見えにくくなってしまう傾向になってしまうという指摘がありました。

 

特に、指導者という立場に立ったときも、指導者側には経験があるから、学習者のできていない所が見えてしまい、相手の欠点やできていないところにフォーカスを当ててしまう 。

 

それでは、学習者に「自分はできない」という経験をさせてしまうだけ。

 

問題解決思考は、看護に必要な思考過程ではありますが、人との関わりにおいては、注意すべき視点であることを学びました。

 

5.まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、内藤先生のこれまでの経験やセミナー参加者さんたちの声から、「つい、やってしまいがちな指導者側の失敗点」について紹介させて頂きました。

 

相手に成長してもらおうと思って、指導者側の熱が入り過ぎると、指導者と学習者の間に距離ができすぎてしまため、注意が必要です!

 

  • 相手の成長を促すためには、どんなファシリテーションが効果的なのでしょうか?
  • 相手には、どんな強みや長所があるでしょうか?

 

よいファシリテーターを目指すのであれば、常に広い視野を持ち、相手のニーズがどこにあるのか的確に捉えることが求められます

 

あなたの指導の解決の糸口になれば幸いです!

 

さあ!次回は、いよいよ最終。「ファシリテーションで大事な視点」についてまとめていきますので、楽しみにしておいてくださいね♪

 

 

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