こんにちは。いえだ ゆうです!
看護師の看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』へようこそ!
専門家の方々にインタビューする企画!
「プロの極意」というインタビュー企画を始めました♪
今回のゲストは、「魅力開花のコツを学ぶ」で、インタビューにご協力頂いたBBT大学 東田一人教授です!
本気で後輩指導に悩みを抱えている方にお届けしています。
「7つの視点」については、いえだゆうが東田一人教授から学んだ内容が以下になります!
東田一人教授から学んだ7つの視点
① 悪循環のループを断ち切る
② 最初は負荷がかかる
③ 自分の心をマインドチェンジする
④ 100%味方の姿勢で聞ききる
⑤ ニュートラルな状態を保つ
⑥ 坂道の向きを変える
⑦ 7つの顔とオールマイティのカードを持つ「プロの極意」:東田一人教授のインタビューより
その中で、6番目の視点である「坂道の向きを変える」に関しては、「質問力が重要になる」とお届けしました。
今回、『7つの視点の中の6番目の「坂道を変える」には、どうすればいいのか?』という内容を中心にコーチングのプロである東田一人教授にインタビューをさせて頂きました。
いえだゆうと一緒にステップアップしていきましょう!!!
1.100%聞ききる覚悟を決めて、話し手の意識・無意識が「安全・安心な場」をつくる
では、まず、質問力の話をする前に、前回お伝えした「100%味方の姿勢で聞ききる覚悟を決める」という話を思い出してほしいんです。
実は、この話と坂道の話とは、すごく共通するところがあるんです。
たとえばね、「なんとなくこれ以上、話をしたくないな~」って思った経験ってありませんか?「何となく、話がのってこないな~」って思った経験。
そうだよね。「ちょっと、この人と考え方が違うな~」とか、「その都度、どうなの?」という表情で話を聞かれていると、聞いてもらえていない感覚がありますよね。それは、話を聞いているようで聞いていない。直撃で相手に伝わってしまっている状態ですね。
この人、嫌そうな顔をしたとかなら、意識レベルにのぼっているから分かりやすいんですけど。そこまでいかなくても、何となくしゃべりづらい時。
そういう時に何が起こっているのかと言いますと、聞き手の頭の中がアドバイスや指導内容のことなど相手の話を聞くコト以外でいっぱいになっているということなんですね。
だから、聞き手の頭の中が聞くコト以外でいっぱいになっている時は、そのことが無意識に話し手に伝わり、何となく話しづらいっていう状況が生まれているんです。だから、話を聞く時には、100%聞ききる覚悟を決めて、『「話し手の無意識」が、「聞き手の頭の中が聞くコト以外でいっぱいなっていること」を感じないようにしないといけませんね』っていうことなんですよ。
聞き手が聞くコト以外のことで頭がいっぱいになっていると、知らぬ前に話しにくい環境を作り出しているというお話をして頂きました。
「聞く時には、100%聞ききる覚悟を決めて、意識している時だけではなく、無意識の時にも話し手に安全・安心な場を提供できることが大事」という学びがありました。
2.どんな状態でもオープンマインドな姿勢を心がける
続いて、「無意識の安全・安心が大事」という話をもう少し具体的にみていきたいと思います。
それは、普段の姿勢に問題があるんです。つまり、「本当は、本心では思ってないのに役割として言っている」とか、「本心では思ってないかもしれないけど、忙しい時には言ってほしくない」と思っていたりすると、部下は分かるわけ。
だから、言葉や態度で安心・安全な場づくりを心がけていることはもちろん大事なんだけど、それ以外の普段の何気ない立ち居振る舞いとか、自分も気づいていない毛穴から出ているものとか。
そういったものも大事だよねっていう話です
たしかに、上司を見ている時って、上司が私を見ていない時のような気がします。ということは、私が、後輩を見ていない時に、後輩に見られているということですね。
そうだね。部下がね、「上司と話ができるかな~」と思って、上司を見ている時って、自分が見ていない時だよね。だから、部下が『「こっちを見ている時は大丈夫だよ」っていう顔をしていても、後ろを振り向いた瞬間、「しゃべりかけてくるな」っていうオーラを出していたら、絶対に。喋りかけられないよね』っていうこと。
東田一人教授の話をさらに聞かせて頂いて、より理解が深まりました。
確かに、直接話をしている時と話をしていない時で違う空気を出されていたら、「近づきにくい」ってなりますよね。
「話を聞く場面の時だけでなく、どんな時でもオープンマインドでいられることを心がけておくことが大事だ」という学びがありました。
3.ゴールできない自分に駄目だしをするのではなく、毎日少しずつ進歩している自分を大事にする。
東田一人教授の話はよく理解できたのですが、ただ、「自分が何かに夢中になっている時にオープンマインドになるって難しいな~」と思ってしまいました。
自分が仕事に追われていたり、真剣になっている時って、余裕がなかったり・・・。
そこで、次のようなお話もして頂きました。
ゴールがあると思うと、ゴールしていない自分は駄目だと思ってしまうわけ。そうじゃなくて、「ゴールはしないよ」って思った方がいいんだよね。
昨日より今日、少しずつでも進歩していくって考えた方が楽になるんですよ。
今いるところから、もう少しよくする。そうこうしていると、3ヶ月や半年たったら、随分、ゴールの方に近づいているんですね。
気づいたら、どんな時でもオープンマインドな状態でいられる自分を作ることができるようになっているんです。
坂道の向きを変えるためには、まず、聞き手側が自分自身を自己点検することが大事ということが大前提にあるんですね。
そういうことだったんですね。
坂道の向きを変えるには、まず、100%味方の姿勢で相手の話を聞ききる覚悟を決めた上で、「安全・安心な場を作る(意識・無意識)」ことが大事でした。
そして、この「無意識の状態が安全・安心な場を作る』ということは、どんな状態の時でもオープンマインドでいられるということ。
ただし、無意識下でしていることを変えていくことはとても難しい取り組みです。
その時に大事な考え方は、ゴール出来ている自分と今の自分を比較するのではなく、毎日少しずつでも進歩できているかどうかをチェックすること。
今の自分から少しでも前に進めるように、日々の自分自身の姿勢を自己点検し続けていると、数ヶ月後には、変化を遂げているという学びがありました。
今回も東田一人教授から素敵なお話を聞かせて頂きました。
読者のみなさまは、いかがでしたでしょうか?
どの言葉が印象に残っていますか?
次回は、いよいよ「質問力」についてまとめていきます。
アップしましたー!
こんにちは。いえだ ゆうです! 看護師の看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』へようこそ! 専門家の方々にインタビューする企画! &nb[…]