【ファシリテーションで大事な視点】内藤知佐子先生に学ぶ「ファシリテーションのコツ」課題はチーム力編

 

こんにちは。いえだ ゆうです!

 

看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』を運営しています。

専門家の方々にインタビューする企画!

 

「このゆびブログ♪」では、「プロの極意」というインタビュー企画を始めました♪

 

今回のゲストは、「京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター 内藤知佐子先生」です!

 

 

あなたは、こんな悩みを抱いていませんか?

  • 看護師には向いていないのかもしれない
  • 現場での看護はしんどい
  • 看護教員の道にも興味があるけど、私には無理
  • 進みたい看護の道が分からない
  • 看護師辞めたい

 

今回は、『【ファシリテーションに大事な視点】内藤知佐子先生から学ぶ「ファシリテーションのコツ」課題はチーム力編』です。

 

さあ、いえだゆうと一緒に、「プロの極意:内藤知佐子先生から 学ぶファシリテーションのコツ」を学んでいきましょう!!!

 

1.シミュレーション教育に求められるファシリテーターとは?

 

近年、医療の高度化・疾病構造の変化・地域でのニーズの複雑化・医療安全に対する社会の関心と厳しい評価など、医療を取り巻く環境は変化しています。

 

その結果 看護教育にも変化がみられ、模擬体験を通して、自身の看護を振り返りながら学習することができるシミュレーション教育に注目が集まっています。

 

このシミュレーション教育の効果を高めるファシリテーターの育成に邁進されているのが内藤先生なんですね。

 

では、さっそく!

 

シミュレーション教育を主とするファシリテータ とは、どんな人のことを言うのでしょうか?

 

定義:学習者のシミュレーション中の思考や行為を支援して主体的な学習を導く人

 

シミュレーション教育の流れは、以下のようになっています。

 

導入⇒シミュレーション⇒デブリーフィング

 

シミュレーションを効果的に実施しようと思えば、ファシリテーターの方は、事前にシナリオを作成し、その作成したシナリオに沿って、学習者の方々が中心になって学べるような関わりが求められます。

 

このシミュレーションで使用するシナリオがとても大事になります。

 

シナリオ作成のヒントは、内藤先生の著書に詳しく書かれているので、ぜひ、参考にしてみてくださいね♪

 

2.広義のファシリテーターとは。

 

ファシリテーターは、7つの心構えが大事だという学びを「指導者マインド編」でお伝えしました。

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では、内藤先生のセミナーの中で紹介された広義のファシリテーターに求められる3つのスキルをご紹介したいと思います。

  1. 場づくり(関係構築力)
  2. “きく”スキル(傾聴力・発問力・可視化する力)
  3. デザインする力(構成力)

 

この3つの視点は、ファシリテーターが高めていきたいノンテクニカルスキルと言えます 。

 

今回、いえだゆうが注目したいのは、広義のファシリテーターの定義による学びです。

授業の中で紹介された中野民夫先生のファシリテーターの定義をご紹介!

先生でも指導者でもなく、そこに関わる一人ひとりが自分で考え、学び、気づき、想像することを促したり容易にしたりし、集団による知的相互作用を促進させ、中立的立場でチ ームのプロセスを管理し、チームの成果が最大になるよう支援する人。

 

この定義からも学べるように、ファシリテーターには、「チームの成果が最大になるよう支援する」ことが求められます。

 

個々ではなく、お互いに切磋琢磨しながら、チームで学ぶことができる環境を創っていくことが出来る人!

 

そういうことが、ファシリテーションの極意であることが分かりました。

 

3.グループをチームにする。

 

チームの力を引き出すことが求められることが分かりましたが、では、どのようにすれば、その場に集まってもらったメンバー同士が協力し合える関係性を気づけるような関わりができるのでしょうか?

 

内藤先生はセミナーの中で、最初から最後まで、近くの席に座ったメンバーでグループを作り、そのグループで一日の学びを共有できるように、チームメンバーを意識する取り組みを随所にちりばめられていました。

 

よりよいファシリテーターを目指していきたいみなさま。

 

チーム力に必要な要素って何でしょうか?

 

内藤先生のセミナーでは、以下の2点を紹介してくれました。

  1. コーチングスキル
  2. チームビルディング

 

コーチングって何でしょうか?

 

コーチングとは、本人すら気づいていない自分の発想・アイデア・気づき・やる気などを引き出す人のコトを指します。

 

そのために必要なスキルが、『傾聴(安心・安全な場を作る)』、『承認(信頼関係を築く)』、『質問(適度なストレッチ)』になります。

 

コーチングについては、エグゼクティブコーチである東田一人教授に プロの極意:「現場でコーチングを活かすコツ」というインタビューをさせて頂いていますので、ぜひ参考 にしてみてくださいね\(^_^)/

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続いて、チームビルディングって知っていますか?

チームビルディングとは、「成長」と「成果」を生み出す「器」を創ること

  1. チームを「成長」させること 
  2. 1の「土台」となる「関係性」や「場」を創ること
  3. 1に必要な「エネルギー」と「シナジー」(相乗効果)を創り出すこと

 

 

「コーチング」「チームビルディング」など看護とは異なる知識が続きますが、中堅看護師以上には必要な知識・スキルになってきます。

 

「コーチング」、「チームビルディング」など、違う分野の知識になりますが、積極的な学びがファシリテーションの上達につながっていくと言えます。

 

中堅以上の看護師さんは大変ですが、一人一人の力が足し合わさって、みんなで積極的に学べる環境づくりが出来ると現場はよりよくなっていきます。

 

是非!そういう場を作っていける看護師さんを目指して頂ければと思います。

 

4.教育は共育。

 

ファシリテーターの育成に熱い内藤先生!

 

最後に、よりよいファシリテーションを実践していきたいと思っている看護師さんに向けてメッセージを頂きましたので、紹介させて頂きます。

 

内藤先生が大事にしているファシリテーターの心得です。

内藤先生
教育は、ともいく(共育)。上から目線になった途端に相手のことが見えなくなるし 、独りよがりになるんです。
いえだゆう
では、どのような視点を大事にすればいいのでしょうか?
内藤先生
一から十まで指導者が全部知らなくていいと思うんです。知らないことは知らないでいいと思いますし、学習者と一緒に学んだらいいと思うんですよ。
いえだゆう
はい。何でも知っている指導者よりも、一緒に学びながら教えてくれる指導者の方が寄り添ってくれている感じがありますね。
内藤先生
なぜなら、かつての自分自身もその立場だったことを忘れてはいけないと思うんです。当時の出来なかった気持ちを思い出しながら、「されて嫌だったことは絶対にやらない」と決めましょう。

 

指導者は完璧と思って後輩指導にあたっては、後輩の気持ちを理解することはできない。

 

また、指導者も全てを知っているわけではないので、知らないことも出てくる。

 

そんな時は、指導者も見栄を張らずに、学習者と一緒に学んでいく!

 

何でも完璧にできる自分を演じ続けるよりも、お互いに良さを認めながらできないことを 学ぶ関係性を創っていくことができれば、楽しく学べる環境につながっていくかもしれません。

 

そして、やってはいけない上から目線。

 

これは、絶対にダメですね。

 

 

ついつい、指導者側の方が経験がありますので相手ができないことにイライラしたり、 一方的に教えてしまったりという経験はみなさんあるのではないでしょうか?

 

かつての自分もできない立場にいたのですから、 「人は必ず成長する!」 と信じて、相手の成長を待つことが指導者に求められるんだという学びがありました。

 

5.楽しく学ぶ環境をつくり、感謝の心を忘れない!

 

今回、内藤先生のセミナーに参加させて頂いて感じたコトは、「楽しい場・時間である」ということでした。

 

楽しく学べる環境づくりを心がけている内藤先生の言葉が印象に残りました。

内藤先生
大事なのは感謝の気持ちを忘れない。 一つずつを当たり前にしていると、やって当然になってしまうんです。新人がして当然とかね。
いえだゆう
そうですね。
内藤先生
こうあらねばならないとか、こうあるべきっていうのは、勝手な思い込みの可能性もあるので、常に自己点検することが大事ですね。
いえだゆう
はい。自分の中に知らぬ間に培ってしまっている考え方がありかもしれませんからね。
内藤先生
ただし、指導者さん側が負担を背負いすぎて、しんどくなってしまうこともありますので、私たちの仕事は環境を整えることということを忘れず、最終的には本人が乗り越えていく課題と思いましょう。
いえだゆう
そうですね。乗り越えるのは本人。
内藤先生
適切に相手を分析して、適切に関わっていく。 それでも、自分を抑えられずに、もしイライラしてしまうことがあれば、魔法の呪文を唱えて下さい。
いえだゆう
魔法の呪文?
内藤先生
「そうきたか!!!」と思ってください。
いえだゆう
イライラを吹き飛ばす言葉を発すれば良いのですね。
内藤先生
それでもイライラしてしまう時は、「そうきたか、ざんしん!」で、気持ちを高めてくださいね♪

 

もし、自分自身が楽しく指導できない状況の時は、前向きな言葉を発してみる。

 

前向きな言葉を出すと、前向きに捉えることができそうですよね。

 

仕事の時は、ポジティブモードにギアを入れて、女優モードで演じてみてはいかがでしょ うか? (^_^)

 

6.まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回、「プロの極意を学ぶ:ファシリテーション」のインタビューを快く引き受けて頂いた内藤知佐子先生!

 

本当にありがとうございました\(^_^)/

 

とっても、多くのことを学ばせて頂く機会となりました。

 

 

また、今回は、ファシリテーションに関するインタビュー、セミナーに参加させて頂きま したが、「シミュレーション教育」「コーチング」「チームビルディング」「リーダーシ ップ」「人材育成」などのお話を聞く機会もありました。

 

より効果的なファシリテーションを実践しようと思うのであれば 看護の知識だけではなく、様々な知識や学習が必要になってくるんですね。

 

でも、「 これもあれもやらなければならない! 」と思いすぎて指導者側の負担が大きすぎてしまうのであれば、逆効果になってしまいますので、指導者側の人も「とも育」と考えて、つねに楽しく学びながら、学習者の成長を促せるような関わりが出来る人が増えたら嬉しいな~と思いました。

 

現場の話を面白おかしくフレンドリーに紹介しながら、「ファシリテーション」「人材育成」に関する知識やコツを伝授してくれる内藤知佐子先生!

 

 

今回の記事が、みなさまの何かのヒントになれば幸いです♪

 

また、内藤先生が執筆された本やセミナーを受講して、実際にシミュレーション教育に求められるファシリテーションのコツを学習して頂ければと思います。

 

きっと、素敵な時間をもたらしてくれるはずです。

 

ビバ!「ハッピーファシリテーション」 (^_^)

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