こんにちは。いえだ ゆうです!
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今回は、看護師なら毎日実践しているバイタルサインの中の血圧と心拍数の関係性について紹介していきます!
バイタルサインの数値から、患者さんの状態を把握できるようにしておきましょう!
1.ショックの初期段階では血圧はすぐに下がらない!
あなたが病室を訪れて、患者さんの顔色が悪い。
「もしかしてショックの患者さんかも?」と思って血圧を測定。
血圧は100mmHgだったらどう思いますか?
「血圧が90mmHg以下じゃないから大丈夫!」と思ってしまっていませんか?
ショックの初期段階ではすぐに血圧は下がらないので注意が必要です!
では、「どうすればいいのでしょうか?」
ショックとは、重要臓器への血流が低下する状態となり、臓器への血流が低下することで様々な症状が出現。
たとえば、
これらの状態の中で、脳血流低下が一番早期に出現すると言われています!
なので、不穏、不安、軽度の意識障害、精神症状の変調は見逃さないようにしましょう!
また、ショックの徴候として、意識→呼吸→脈拍→血圧の順番に悪くなると覚えておくと役に立ちます!
ショックの重症度分類も参考になります!
☆血圧と脈拍の関係もセットで頭に入れておこう!
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2.呼吸数は大切!
意識障害の変調の次に変化が現れるのが呼吸数と言われています。
呼吸数は体調不良時に早期に異常をきたすため、必ず呼吸数をチェックしましょう!
呼吸数25回/分異常は要注意です!!!
また、高齢者のショックの初期症状として、「不穏+呼吸数増加」を発見したら「ヤバイ!」と思えるようにしておきましょう!!!
3.まとめ
血圧低下=ショックとだけ考えていると、「何か変」の段階での異変を見落とすことになります。
血圧が下がる前に「意識」や「呼吸」に異常をきたしているため、血圧だけでなく、他のバイタルサインにも注意を向けて早期異変に気づける看護師を目指しましょう!
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