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「小林流:訪問理美容」~奈良で活躍する小林誠さんの魅力とめざす夢~

 

こんにちは。いえだ ゆうです!

 

看護師の看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』へようこそ!

 

インタビュー企画!『キラキラ頑張っている方の「夢」』!

 

今回のゲストは、「MANUS/有限会社ウィン代表:小林誠さん」です。

 

小林さんは、理容師だったお父さんと同じ道に進み、理容師として働きながら訪問理美容の経営者として働いています。

 

訪問理美容とは、理美容師の資格を持った人が、高齢者や障害者など店舗に来店困難な方のために自宅や施設を訪問して散髪や顔剃りなどを行うサービスのことを言います。

 

外出できない方にとっては、とっても嬉しいサービスと言えますね。

 

 

しかし、小林さんが目指している「小林流 訪問理美容」は一般の訪問理美容のスタイルとは少し異なります。

 

通常であれば、理容師が自宅や施設に訪問するようですが、小林さんはキャンピングカーを改装した移動理美容車で訪問する夢を描かれています。

 

では、一体、どうして小林さんがこのような夢を描くようになったのでしょうか?

 

今回は、小林さんに仕事人生を振り返って頂き、苦しい理容師業界の中で、小林さんが訪問理美容に見い出した夢について語って頂きました。

 

今回のお話は、以下の人におすすめです! 

  1. 理容師として働きながら経営の道にステップアップしたい人
  2. 理容師の働き方に悩んでいる・働いていた人
  3. 訪問理美容に興味がある人
  4. 夢を追いかけるエネルギーがほしい人

 

さっそく、どうぞ~♪

 

1.理容業界が置かれた現実 ―理容師を目指す若者がいない―

 

まず、小林さんの理容師歴をお伺いしました。

 

いえだゆう
理容師の経歴を教えてもらっていいですか?
小林さん
高校を卒業して、専門学校に行きながら、理容師の父の店で働き始めました。その後は神奈川県の店で修行したり、実家に戻ったり、東南アジアに放浪の旅に出たり、大阪で就職したりと転々としていました。
いえだゆう
色々な経験をされてるんですね。
小林さん
結局、結婚と同時に実家に戻り父と一緒に働くことにしたので、理容師としては20年弱の経歴です。

 

小林さんは、理容師以外の世界にも関わりつつ、理容師として働いてこられた方なのですね。

 

転々とした理由は何なのでしょうか?

小林さん
理容業界って、師弟関係が厳しい上に、すごく長時間労働なんです。今は、少しずつ労働環境が改善されつつありますが、なかなか続けることが大変でした。

 

 

公益財団法人・理容師美容師試験研修センターによると、理容師の新規免許登録者数は平成10年度が4,711人、平成20年度は1,991人、平成29年度は1,463人と減少傾向にあるようです。

 

それはなぜでしょうか?

 

小林さん
理容師は、学校を卒業後、働きながら技術や経験を積み重ねていき、一人前になるのに最低でも5年くらいかかります。
いえだゆう
修行後はどんなスタイルで働かれるんですか?
小林さん
大体、自分の店を持つ理容師が多いです。でも、店を出すとなると高額な費用がかかるため、多店舗化されているお店のエリアマネージャーや経営者サイドに回るなど働くスタイルも多様化しつつあります。
いえだゆう
そうなんですね。
小林さん
ただ、理容師は白衣を着てダサイというイメージもあり、理容と美容で分けると、オシャレなイメージの美容師を目指す若者が多く、理容師を目指す人はほとんどいませんね。

 

昔より理容業界は働きやすい環境になっているようですが、理容師が一人前になるまでには、時間がかかる上に長時間労働で給料が安い。個人のお店を出そうと思っても多額の費用がかかり、オシャレなイメージもない、という理由で理容師を目指す人はほとんどいないようです。

 

 

理容師はこのまま減っていくのでしょうか?

 

今、40代である小林さんは、中堅の理容師として理容業界を活性化させていきたいと考えておられます。

 

では、どんなことを考えておられるのでしょうか?

 

理容師として働きながら訪問理美容の会社を経営している、小林さんだからこそ抱いた夢についてお伺いしました。

 

 

2.理容業界を活性化させたい! -小林流:訪問理美容の可能性-

 

いえだゆう
小林さんは現在、経営者の顔もお持ちのようですが、どうして経営の道に進まれたのでしょうか?
小林さん
父親が理容師として働きながら、2トントラックの移動理美容車で施設に行ってサービスを提供する会社を経営していたのですが、父が亡くなり、僕が代表取締役を引き継ぐカタチになりました。
いえだゆう
そうだったんですね。
小林さん
正直、僕は理容師として働いてきたので、経営の知識がほとんどなくて。理容師として働いた後に経営の勉強をするという日々が続き、本当に大変な時期がありました。
いえだゆう
いきなり経営者になられたんですもんね。
小林さん
ただ、8人のスタッフの生活を守るために必死でした。今、思うと、「あの時の苦労があったからこそ、今は余裕も生まれ、自分の幅を広げる経験になっている」と思います。

 

 

理容師として働きながら、小林さんの会社で働かれている従業員のために腹をくくり必死に経営の勉強もされてこられた小林さん。

 

「崖っぷちに追い込まれた経験が成功につながる」ということがありますが、小林さんはそのパターンで成功をつかまれたんですね。

 

理容師と経営者の顔をもつ小林さん。

 

お店で働いてきた経験と訪問理美容で培ってきた経営のノウハウ。

ただ、今は、トラックの移動車は廃車になったため、小林さんは新たな訪問理美容のスタイルを提唱していきたいと考えておられるようです。

 

どんなことを考えておられるのでしょうか?

小林さん
経営者として考えた時に、今後、高齢者の方を中心としたサービスが求められ、訪問理美容の需要は伸び続けると考えています。訪問するとおじいちゃんやおばあちゃんはとても喜んでくれますし、とてもやりがいのある仕事です。
いえだゆう
そうなんですね。でも、訪問理美容ってコロナ禍で大変だったのではないでしょうか?
小林さん
もともと理美容師の仕事は、「訪問して髪を切る」ということだけが仕事なのではなく、「公衆衛生について正しい知識や利用者さんの健康を守る」という責務もあるんです。
いえだゆう
へー。知りませんでした。
小林さん
理美容師の中にも知識があいまいな人がいます。僕は理容業界の先のことを考えた時に、今後、大事になるのは、公衆衛生の知識であり、衛生管理システムの導入だと考えました。なので、僕の店舗では歯科医院レベルの衛生管理システムを採用しています。
いえだゆう
へー、すごい。
小林さん
コロナ禍の環境で大変でしたが、売り上げもあがりました。そして、このノウハウを取り入れた移動車を作り訪問理美容にも活かしていきたいと考えています。
いえだゆう
そういう働き方の人はいるんですか?
小林さん
あまりいないですね。「中古のキャンピングカーを改装して、訪問先の駐車場でサービスを提供できるシステムを作りたい」と考えています。
いえだゆう
自宅に理容師が訪問するだけでなく、移動車で訪問するんですね?
小林さん
はい。公衆衛生の問題を考えると自宅より移動車の方が衛生管理がしやすいですし、外に一歩でると気分転換にもなると思うんです。中古キャンピングカーの改装であれば初期費用も500万円くらいで抑えられます。
いえだゆう
そうなんですね。
小林さん
すると、個人店を始める時にかかる高額な費用の問題も改善され、おじいちゃん・おばあちゃんに喜ばれながら理容師として働ける。そして、訪問理美容で経験を積みながら、気に入った土地があれば個人店を出すという働き方も可能だと思います。
いえだゆう
新しいスタイルの誕生ですね。
小林さん
ただし、こういう働き方をしている理容師はまだまだ少ないので、まずは僕が実践して新しい仕組みが作れたらいいなーと思っています。
いえだゆう
ステキな夢ですね。

 

経営者としての顔も持つ小林さんは、「理容師として今後求められる仕事は何か?」と考えた時に、小林さんは高齢者中心のサービスだと考えられました。

 

そして、これまでの訪問理美容の経験を活かして、「理容師が初期投資を抑えながら仕事を始められるスタイルとは何か?」と考えた時に、キャンピングカーの移動車で訪問理美容を行うシステムを確立させることだったようです。

 

理容師としての新しい働き方が誕生すれば、理容師を目指したいと考ええている若者の夢も膨らみますね。

ぜひ、「小林流 訪問理美容」のスタイルが確立することを願っています!

 

3.理容業界をめざす方へのメッセージ

 

いえだゆう
最後に、メッセージをお願いします。
小林さん
ぼくたちの職業って、まだまだ社会的地位が低いし、給与ランキングも下位の方。労働環境も悪い、と言われています。
いえだゆう
はい。
小林さん
でも、理容師はやりがいのある仕事です。
いえだゆう
そうですね。
小林さん
僕が伝えたいコトは、若い時って、技術を高めることに視点がいきがちですが、もっと大事なことがあります。
いえだゆう
何ですか?
小林さん
髪を1cm切ってほしい、という要望であればどこのお店でも対応できます。でも、お客さんが本当に求めていることは、理容師がお客さんを大事に思っているかどうか、だと思うんです。
いえだゆう
はい。
小林さん
僕のお客さんの中には、父が理容室を始めた当初からお店に通ってくれているお客さんもいます。中には、高齢になり通えなくなってしまった方もいます。僕は、お店に通えなくなったから終わりというのではなく、お店に通えないなら僕が訪問にいきますよと伝えています。カットの技術も大事ですが、人間的な関わりが一番大事だと思っています。
いえだゆう
ステキですね。
小林さん
一人一人を大切にしたいので、僕の店は他の店より高単価設定になっていますし、来月から働く時間も短くします。それでもお客さんに来てもらえているのは、お客さんに喜んでもらえているからだと思っています。価格に見合う分だけお客さんのことを大事に考えている理容師は、この先も仕事は増えていきます。一緒に理容業界を盛り上げてくれる方が一人でも増えてくればいいなーと思っています。
いえだゆう
貴重なお話をありがとうございました。

 

 

2020年は、新型コロナの問題があり、人と人との対面での触れあいが減り、オンラインでのやり取りが増えました。

でも、オンラインではなく、対面でしかできない仕事・対面だからこそ嬉しい仕事があります。

 

「髪を切ってもらう」という仕事はその内のひとつだという気がしました。

 

切ってほしいだけであれば、安い理容室や美容室を探しにいくと思います

 

でも、コロナ禍でも小林さんのお店の売り上げが上がっているということは、髪を切ってもらうという行為を通して、理容師さんとのコミュニケーションを楽しんでいるお客さんが数多くいるんだろうなー、と思いました。

 

そして、お店に通えなくなった高齢のおじいちゃん・おばあちゃんも訪問理美容というカタチでサービスを受け続けることができる。

足腰が弱くなっても会いに来てくれる理容師さんがいたら最高ですね♪

 

衛生管理システムの整った車で理容師が自宅に訪問してくれたら、喜ばれるお客さんはたくさんいるだろうなーと思いました!

 

小林誠さんの新しい夢が叶えられることを願っています♪

 

小林さんの訪問理美容に興味を抱かれた方は、MANUS/有限会社ウィンにアクセスしてみてくださいね♪

(訪問できる方は条例で決まっているそうなので、利用希望者は確認してみてくださいね)

 

今、有限会社ウィンでは、訪問理美容の仕事仲間を募集されています。

 

理容師さん・美容師さん。

訪問理美容として働いてみたい、理容師&経営者になってみたい、美容師として働いていたけど、パートで数時間だけでも働きたいという方も大歓迎だそうです。

お子さんの体調不良で急にお休みしないといけなくなっても大丈夫!

 

奈良や京都の木津川市にお住まいの方は、チェックしてみてくださいね♪

 

 

あなたは、どんな夢を描いていますか?

 

小林さんの夢から、あなたの夢のヒントにつながることがあれば幸いです!

 

あなたの+ONEを応援します!

 

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