こんにちは。いえだ ゆうです!
看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』を運営しています。
今回は、「心停止の原因が心筋梗塞」の時の心電図の読み方について考えていきたいと思います!
あなたは、「急変対応が苦手」だと感じていませんか?
- 現場で頭が真っ白になる
- 焦れば焦るほど何をどうしていいのか分からなくなる
- 勉強はしているのに、現場で役に立つことができない
でも、大丈夫です!
急変患者さんに遭遇した時に、どんな対応をすればいいのか、その後の流れが分かっていれば、あなたの対応が変わります!
いえだゆうも、とにかく急変対応が苦手だったのですが、学習&経験知を高めたことで改善できたので、私の経験を基に、現場で役に立つ考え方を伝えていきたいと思います!
1.心筋梗塞の心電図波形をマスターしよう!
心停止時の原因が「心筋梗塞の可能性が高い」場合について考えていきたいと思います。
まず、コチラの表をごらんください!
下記の表は、ACLSで紹介される「4つのか」が大事の記事で紹介させて頂きました。
心電図のところに、「ST変化、T波陰転、異常Q波」となっていますが、意味が分かりますか?
心筋梗塞は、心電図波形が変化するので、心筋梗塞を疑う時は、医師から必ず心電図検査の指示が出ます。
では、心電図のどこをどうみて判断しているのでしょうか?
心筋梗塞の時に変化する心電図波形がコチラ↓(手描きです(^_^;))
正常な波形と見比べて、違いが分かりますか?
虚血の時は、「心電図波形の後ろから変化する」と言われていますので、どこの部位が変化していると心筋梗塞の可能性があるのかマスターできるようにしておきましょう!
見るべきポイント!
- ST変化はあるか?
- T波が逆転してないか?
- 異常Q波がないか?
医師が推論している疾患を予測できる力やどんな対応が求められるのか、医師の頭の中の考えていることが推測できるようになれば、急変時の動き方に変化がみられます!
心筋梗塞なら、「緊急カテーテルになるかも?」と予測できますね!
今回は、心筋梗塞時の心電図波形の変化についてみてきました。
緊迫した現場ではとても緊張しますが、少しでも対応できるように日頃からさまざまな知識&経験を磨いておきましょうね!
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