こんにちは。いえだ ゆうです!
看護師の看護師による看護師のための新しい生き方を応援する情報メディア『看護+ONE』へようこそ!
あなたは、「急変対応が苦手」だと感じていませんか?
- 現場で頭が真っ白になる
- 焦れば焦るほど何をどうしていいのか分からなくなる
- 勉強はしているのに、現場で役に立つことができない
でも、大丈夫です!
急変患者さんに遭遇した時に、どんな対応をすればいいのか、その後の流れが分かっていれば、あなたの対応が変わります!
いえだゆうも、とにかく急変対応が苦手だったのですが、学習&経験知を高めたことで改善できたので、私の経験を基に、現場で役に立つ考え方を伝えていきたいと思います!
今回は、心停止時の心電図波形について紹介したいと思います!
*あくまでも、いえだゆうの個人的な学習経験のまとめであることをご理解頂き、読み進めて頂ければと思います。
1.心停止波形は4種類のみ!絶対丸暗記!
あなたは、心停止時の波形の種類を覚えていますか?
すぐに頭に思い浮かべることができますか?
これは、知ってるか。知らないかだけの知識の問題!
まずは、心停止時の4パターンの波形を丸暗記しましょう(^^♪
ここで、質問です!
上から、順番に波形診断してみてください!
①
②
③
④
答え合わせ~!
①
VF(心室細動)
心筋が無秩序に興奮している状態で早期の電気ショックが救命の鍵!!!
②
無脈性VT(無脈性心室頻拍)
整った形の幅広QRS波頻拍を示し、心停止の状態。
早期の電気ショックが救命の鍵!!!
③
PEA(無脈性電気活動)
心臓の電気活動は認めるが心停止の状態。
原因の除去が大事!電気ショックはしない!!!
④
Asystole(心静止)
心臓の電気活動がなくフラットな状態。電気ショックの適応はない。
心静止を疑った場合は、CPRを再開しつつ、電極の貼付、リード線の接続、感度が適切であることを確認!!!
参考文献:ACLS大阪ワーキンググループ 改定第4版 JRC蘇生ガイドライン2015準拠 二次救命処置コースガイド
2.心電図波形が読めたら、電気ショックがいるか、いらないか!
各波形の中でも解説してますが、波形診断後に考えるべきことは何でしょうか???
そうです!
電気ショックが必要か否かを判断することが重要なんですよね!

なので、電気ショックが必要な波形かどうかを判断できるようにしておきましょう!
VFか無脈性VTなら、電気ショックという流れになります。
となると、次のあなたの行動は、電気ショックができるようにすること。
もし、あなたが現場のリーダーであれば、役割分担を行い、メンバーに依頼しましょう!
実際の現場で、ナースのあなたが波形診断する機会はほとんどないと思いますが、医師の頭の中を予測できれば、いち早い対応ができます!
メンバーに、いち早い指示が出せます!
現場で動けるナースになります(^_^)/~
3.まとめ
心停止時の心電図波形の理解は深まりましたか?
心停止の心電図波形は、4パターンありましたね!
波形のカタチを描けますか?
絶対に、丸暗記してくださいね!!!
波形の次に考えることは、電気ショックが必要かどうか!
この流れは決まっていますので、しっかり、学習して覚えてしまいましょう!
なぜなら医療者として働いているならば、「心停止時の心電図波形が読めない。」という言い訳は、現場では通用しません。
看護師になった以上、「できない。どうしよう(>_<)」と不安に思うだけではなく、「どうすればできるようになるのか?」という視点で、学んでいきましょうね!
そのためには、ひとつずつ知識を増やして、現場で使える知識にしていくしか道はありません!
あなたの急変対応がよりよいものになることを願っています☆
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